そうだ、コンシェルジュなんだ。

先日参加した「大阪IT飲み会」で、とある方からうちの会社の方向性を、端的に表す言葉を教えて頂きました。

元々は、その方から「どんなお仕事なさってるんですか?」と聞かれたことに、
「お客様のIT導入や運用、ホームページの企画/制作/運用をお手伝いしています。」
「特に企画や運用に関してコンサルティングに力を入れていきたいと思っています。」
「お客様は中小企業が多いので、ITに疎い方に、わかりやすいように説明したり、実際の導入をお手伝いしたいのです。」
「まぁ、ITの御用聞きみたいなもんですね。」と、長々と説明したわけです。

するとその方が、「いわゆるコンシェルジュみたいなもんですか。」と一言。

その時の僕の感想は、
「もぉ、IT業界の人はすぐにカタカナではぐらかしちゃうんだからぁ!」
「うちのお客は中小企業が多いんで、私はコンシェルジュでございなんて言ったって通じないんだよなぁ」
という、今思えばたいへん失礼なものでした。

僕がそんな冷めた思いで聞いてるわけですから、その場の話が盛り上がるはずもなく、何となく冷たい空気のまま儀礼的な挨拶だけですませてしまいました。(その節は本当に失礼なことをしたと反省しております)

コンシェルジュという言葉自体は僕も知っていたし、意味もわかっていた”つもり”だったんですが、どうも気になったのでもう一度調べてみました。すると・・・。
まさに僕が提供したいサービスを実現するのがコンシェルジュと呼ばれる職業だとわかりました。

以下Wikipediaから引用————————–
フランス語では、コンシエルジュは本来「集合住宅(アパルトマン)の管理人」という程度の意しか持たない単語である。そこから解釈を広げ、ホテルの宿泊客 のあらゆる要望、案内に対応する「総合世話係」「よろず相談承り係」というような職務を担う人の職名として使われている。宿泊客のあらゆる要望に応える事 をそのモットーとしていることもあり、「(宿泊客の要望に対して)決してNOとは言わない」との異名を持つ。
———————————-引用ここまで

特に、「決してNOとは言わない」というところは、僕の目指しているサービスそのものだったりします。
そりゃ「おととい持ってきやがれ」なんていう要望には応えようがありませんが、何らかの手段は考えることができると思っています。
特に中小企業などに多いITに疎い方にはそもそも「できること/できないこと」の線引きすら見えていないケースがほとんどです。

うちの会社では、そういった方々に一つひとつお話を伺って、一つひとつの解決策を探し、提示し、お役に立つことを仕事にしていきたいと思うのです。
ホントにITの御用聞き。コンシェルジュですよね。

その気付きのきっかけを頂いたのに、まぁ、ホントに失礼なことをしてしまったものです。
この場を借りてお詫びします。そして感謝しています。ありがとうございます。

さて、その気付きをどういうビジネスモデルで収益に結びつけるかですが、
■ホームページの更新業務やパソコンメンテなどをベースとした、エンドユーザーとの期間契約
■メーカーやサービサーのオンサイトの顧客サポートを代行
という形も考えられるかもしれません。

ソリューションを持つ会社とユーザーや見込顧客を結ぶ仕事だと考えれば、それ以外にもいろいろな切り口を見つけられそうです。

もし御社に「こんな事で困ってるねん」というお話があれば、一度ポータルのご相談下さい。
決してNoとはいわず、何らかの回答をお出しします。