いい季節です

今年(2008年)の4月からなのでもう7ヶ月以上になるのですが、通勤で最寄りのJRの駅までの往復を歩いています。
片道、約25分の道のりです。
そもそもは体重の増加が気になって来たことと、運動不足の解消が目的だったのですが、これが結構おもしろくてやめられなくなっています。
何がおもしろいって、毎日変わる気温や風や日差しや匂いや・・・。そりゃもう何もかもが毎日違うことがおもしろくておもしろくて。

私の自宅は、地図でいうと岸和田市のちょうど真ん中当たり(中心街ではありません)。今朝も目を覚まして外に出ると、雀のさえずりしか聞こえない時間がしばらく続いたりと、まだまだ自然が多く残る地域です。

古くからの農村が今に至っている村落なので、いわゆる古いしがらみは都会の方には想像できないほど残っていますし、秋祭りがある分、若い人もその村組織にがっちりと組み込まれているふる〜い体質の地域ではあります。

僕自身は、そんな古い体質が嫌で、何度もここから出て行こうと画策したりもしたのですが、しがらみを切り捨てきれずに今に至っています。

そんな僕が、最近は年を取ってしまったのか、その古い体質がなかなか捨てたもんじゃないような気になってきています。

保守的でなかなか開発も進まないから残っている自然だとか、お月見や祭なんかの行事に子どもも楽しめる/地域に関わらせる仕組みだとか、結構今世間でいわれている地域ぐるみというのが、歴史に裏打ちされた形で生きているんじゃないか?って思うのです。

家のすぐ裏にあるため池