マスコミに取り上げられやすいプレスリリースの書き方2

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マスコミ、特に新聞や業界紙に取り上げられれば、宣伝・広告の何倍ものメリットがありますよね。
取り上げられるためには、プレスリリースに目を留めてもらうことが最初の関門になります。
新聞社や雑誌社には、毎日山のようなプレスリリースが届きます。郵送ありファックスあり。そのすべてに目を通すことなど不可能といっていい(実際、通信社や新聞社にいる大学時代の友人は、そう断言していました)。

では、頑張って送っても読んでもらえないのか、というと、そうでもないのです。なぜでしょうか?

彼らもニュースを探しているからです。新聞でもたまに埋め草的な記事を見かけたり、強引な広告が差し込まれたりしていますよね。そんな紙面になってしまうのは、掲載すべきニュースがないからです。

だから、マスコミもニュースは求めている。これ、大切な大前提です。そこで次のポイントとなるのが、では、彼らはどんなニュースを求めているのか。多くのプレスリリースが失敗するのは、ここ。

要するに自社の視点でみれば、これはプレスリリースの価値があると思っても、彼らマスコミサイドから見れば「それじゃニュースになりませんよ」と判断されることがある。

ここで肝に銘じておきたいのが、記者さんたちは彼らなりの判断基準で動いているということ。つまり彼らは、御社の広告部の人間ではない、ということです。

ということは逆に考えれば、自社の訴求ポイントを、彼らの視点に落とし込んで表現すれば、目に留まる確率は高くなるというわけです。

では、彼らの視点、ニュースの価値を測る判断基準とは何でしょうか?