株式会社色彩舎さんの『感性型マーケティング』を取材しました。

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大阪市中央区で、カラースクールの運営や、パーソナルカラー診断を行っている、株式会社色彩舎の代表取締役・河野万里子氏に、同社が2008年3月からサービスを開始した『感性型マーケティング』についてお話を伺いました。

商品開発で課題や悩みを抱えておられる企業様にぜひお薦めしたいサービスです。

高感度高感性な「カラーモニター」の審美眼を企業のマーケティングに生かす『感性型マーケティング』

1.“カラー”に敏感なトレンドリーダーたちをモニターとして組織化

色彩コンサルティングとカラースクール運営を行う株式会社色彩舎(大阪市中央区)は、自社のサービスを通じて組織化する「カラーモニター」を活用した『感性型マーケティング』を企業に向けて提供している。

「カラーモニター」とは、同社が運営する個人向けのカラースクールやカラー診断、および企業向けのカラー研修などを通じて登録したメルマガ読者約3000名(20~40代女性中心)で構成されるモニター組織だ。

「カラーモニター」の主な特徴は次の通り。

・自己のライフスタイルに独自のこだわりを持つ。
・ファッションやカルチャーに対する興味が高いトレンドリーダーである。
・知的好奇心が強い。
・スキルアップのための自己投資を惜しまない。

色彩舎・代表取締役・河野万里子氏は、「カラーモニター」について、さらに次のように説明する。

「当社に集まるカラーモニターは、色彩に対して敏感な人々ばかりです。日頃から、身に着けるアクセサリーや使用するグッズ類のカラーリング、またはファッションのカラーコーディネートに高い関心を持って行動しています。
色は右脳で認識されるため、色彩に敏感な人は、日常的に右脳が刺激されて鍛えられているため、直感やひらめきが優れていると言えます。」(河野氏)

『感性型マーケティング』は、このようなモニターの感性を、企業の商品開発や広告宣伝といったマーケティング活動に生かし、商品力やブランド力の向上、または認知拡大を実現するサービスである。

2.商品評価から課題抽出、キャッチコピー作成、広告宣伝までワンストップで提供

同社の「カラーモニター」に集まる人々は、日頃から直感や感覚を重視しており、自己の消費行動などを通して、商品の良さを伝えるためにはイメージが重要だということを理解している。同時に、商品の良さを引き出すポイントを押さえ、それをユーザーに訴求していくための豊富なアイデアを持っている。

『感性型マーケティング』では、このような“カラーモニター”を活用して、グループインタビューやサンプリング等による商品評価を行い、リニューアルや開発、ブランディングにあたっての課題抽出と、その解決に向けた具体案(市場にけるポジションの明確化、キャッチコピーの作成、宣伝媒体の分析、販路分析、使い方のアイデア、潜在的なニーズの探索やターゲットの仮説設定など)を提示する。さらに、カラーモニターの70%以上が、その商品を「買いたい」「欲しい」と思った場合は、自社が発行するメルマガを使った広告宣伝まで行っている。

一般主婦層を中心としたモニター組織と違い、「良い」と思うものは積極的に購買する“消費意欲の高さ”も「カラーモニター」の大きな特徴だが、『感性型マーケティング』では、さらに、企業のニーズに即したライフスタイルを持ったモニターを抽出することが可能なため、より信頼性の高いデータを収集することが出来る。

同社は、今後、関西圏を中心とする生活消費財メーカーやアパレルメーカーなどを中心に、同サービスを広げて行きたい考えだ。

■『感性型マーケティング』に関するお問合せは、株式会社色彩舎まで

TEL.06-6271-6450/FAX.06-6271-6455
ホームページ;htt://www.shikisaisha.jp
Eメール;info@shikisaisha.jp