限界産業化

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大学の授業の後に、車を飛ばして某伝統産業の集まりの中で立ち上げた研究会へ.
呉服業界の最先端の方が集まり、自分たちで何か出来ないかという主旨の集まりです.

現状をヒアリングしていると、数十年前の最盛期の4.8%に落ち込んだ売り上げを前に、旧来の産業体という構造の維持は不可能になっています.特に流通の中間層が厚くその部分の効率の悪さ、そのレイヤーの下に隠れた現場レベルが疲弊と情報過疎により自活出来なくなっていることが問題です.現場の方は、それでもこの仕事を続けたく想像を絶する苦労をされています.

正直に言うと、もっと軽いレベルでの身の丈にあった研究会を考えていたので、急きょ方向転換で内容を組み替えました.メンバーに引っ張られる形で、話が大きくなっていきそうです.
不安が半分と期待が半分の研究会の幕開けです.