井の中の蛙大海を知る

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京都の妙心寺に熊本時代の恩師のお墓があります。

それから、

わたしが大阪に戻ってきて、一番最初にお参りした百万遍知恩寺。

わたしの原点がここにあります。

人生の20代を熊本ですごしたわたしの

20代で一番お世話になった先生が、

帰阪後、しばらくして亡くなられまして、

全然知らなかったわたしは、

大学のホームページで恩師の訃報を知りました。

 

帰阪した翌日、わたしは、

大学のとなりにある百万遍知恩寺にお参りしました。

知恩寺っていい名前だなとか思いながら、大きなお堂に座って、

いろいろな反省や、9年間の思いにふけり、

本当に浦島太郎の気分になったことを思い出します。

 

熊本で一番良かったこと。

それは、大阪にいてはできなかった大志を抱くということ。

今は、地元が長いですから、

また、なあなあで生活しておりますが、

20代の頃は、夢もあったし、危機感も持っていました。

 

虎穴に入らずんば虎子を得ずといいますが、

完全アウェイの中の一人暮らしは、

自分を大きく、太くしてくれました。

 

お世話になったS先生と、

一番最初にお参りした百万遍知恩寺。

わたしの原点がここにあります。

 

「井の中の蛙大海を知る。」

 

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ひばら