9月1日防災の日に大規模訓練  

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9月1日の防災の日に首都圏では直下型地震を想定した大規模な交通規制を伴う訓練を行うと産経新聞に出ていました。

(以下引用)


首都直下 車で都心から郊外へ 
来月1日 大規模訓練、交通規制118カ所

産経新聞 8月20日(月)7時55分配信

首都直下 車で都心から郊外へ 来月1日 大規模訓練、交通規制118カ所
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9月1日の訓練で交通規制のかかる環状7号線と主な道路(写真:産経新聞)

 震度6弱以上の首都直下地震の発生を想定し、警視庁が防災の日の9月1日、都内118カ所で交通規制する大規模訓練を行う。都心の全面通行止めを想定した昨年の訓練で思わぬ交通渋滞が発生した“失敗”を教訓に、今後は都心から郊外に避難する車の移動は可能にするよう方針転換。今回の訓練で実効性を検証する。

 警視庁交通部によると、訓練は午前9時から約10~20分間実施する。都心を囲むように走る「環状7号線」を境に、外側から内側への移動を禁止。環状7号線上の計40カ所に警察官を配置し、交通規制を行う。

 警視庁は当初、被害拡大の防止や救急車などの通行路確保のため、首都直下地震の発生直後は7号線の内側を全面的に通行止めにする計画だった。しかし、計画に基づいて行われた昨年の訓練で渋滞が発生。「地震発生時に、可能ならば都心から早急に離れることも重要ではないか」と批判も出たことなどから、7号線から外側へ出る運転は認めることになった。ただ、「都心を出る」という名目で際限なく運転を認めた場合、結局、渋滞で大混乱する恐れもあり、警視庁は、7号線から郊外や他県に向かって放射状に伸びる主要幹線道路や高速道路計7路線についても通行を禁止。パトカーや救急車、自衛隊車両などが通行する緊急車両専用道路とする。

 今回の訓練でも、この専用道路など計78カ所で、一般車両の通行を全面的に禁止し、自転車にも乗れないようにする。また、目白通りの約2・5キロ区間では、自衛隊車両など計約35台を実際に走行させる訓練も行うという。

 具体的な訓練場所は警視庁のホームページで告知するが、昨年の訓練では事情を知らないドライバーが現場で苦情をいう一幕も。今年の9月1日は土曜日に当たることから平日に行われた昨年と異なり、訓練そのもので生じる都心の交通混乱も避けられそうだが、警視庁幹部は「訓練を生かして、より実践的な交通規制を考えていきたい。一般のドライバーにも協力をお願いしたい」と呼びかけている。



昨年の3.11に東京ビッグサイトで展示会中に被災した私は交通手段の絶たれた東京ビッグサイトから、寒い中テクテク2時間近く歩いて築地の方までたどり着きました。

首都高は通行止め、一般道も全く動いてませんでした。

タクシーやバスに乗ろうかとも考えましたが、あまりに動く気配がなかったので乗らなかったことを覚えています。

言い方は悪いかもしれませんが、首都直下型地震が起こったらどんなことが起きるのかを考える良い練習になったのかもしれません。

今回は土曜日なので流入規制も平日より車が少ないしスムーズにできるでしょうが、やるなら平日にもやるのが良いと思います。

3.11のときはちょうど週末金曜日でした。

災害は曜日や時間天候を選ばずやってきます。

いろんなシチュエーションに対応できるよう、さまざまな訓練が必要かと思います。

また災害対策も職場や学校、自宅や出先などどこで起こるかわかりません。

この機会にいろいろな状況で被災したらということを考えていきましょう。









企画部 久保