腑に落ちていただけたかな

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「ストレスのたまる仕事をすればするほど、心身ともに健康になるんだ」と言うコンセプトでセミナーを行ないました。
上記コンセプトは、今年の私どものテーマです。

ベースは、アーロン・アントノフスキー教授の「健康生成理論」。
思いつきだけで言っているわけではありません。

アントノフスキー教授は、例えば戦争などの人生観が根底から覆るような経験をすると、100人中の70人くらいまでは、その経験がトラウマとして残り、人生に大きな影を落としているのに対して、30人前後の人々は、その悲惨な経験からさえも意味を見出し、積極的に生きている事に気がつきました。

その要因を分析した結果、「首尾一貫感覚」が大事であると発表しました。「首尾一貫感覚」は、「把握可能感」
「処理可能感」「有意味感」から成り立っています。

なんて事を説明しても、ほとんどの人は、「なんのこっちゃ」で終わってしまう。

で、難しい話をわかりやすくするために考えたのが「ストレス・リサイクル装置」。

「ストレス・リサイクル装置」は、誰の中にもあります。
たまたま、何かの切っ掛けで、その存在を知ったり、それを育て上げられた人は、人生を積極的に送ったりして、幸せに暮らせています。

さぁ、今回のセミナーで、何人の若者に、「ストレス・リサイクス装置」のあり場所をご認識いただけましたでしょう。