治部電機株式会社

 　電気機器の変圧器は、重電機器（電力機器）とも呼ばれています。

重い電機の意味は、外観表面積の割に質量（重量）が重いからです。単位体積当たりの質量が重いということです。
内訳は、変圧器の主要材料として用いられるのは、鉄と銅から成り立っています。
鉄と銅の比重は、水の１に対して７～９の割合で重くなるためです。
勿論、その他の部材も比重が重いため、見た目より重いと感じます。

こんなことから、重電機器と呼ばれているのです。

一方、実務においては、実際に変圧器の据え付けや運搬が必要になります。
作業効率を上げるためにも、お客様のご要望にお応えして様々な工夫がされています。


 

例えば、「変圧器をリフトですくえるようにしたい」というご要望にもお応えしております。


リフトの爪も楽々入る高さ




では、ビフォーアフターでご紹介しましょう。


上写真は通常の変圧器ケース

下写真は、改良版

質量（重量）が３５０ｋｇになる変圧器もリフトでラクラク移動据え付けが可能となりました。
 

製品仕様

事例番号999  （File№07-831-1)　　

三相電源変圧器　（アップトランス）　

容量　５０ｋＶＡ　　

周波数　６０Ｈｚ

　１次電圧：Ｆ２２０－Ｆ２１０－Ｒ２００－Ｆ１９０Ｖ　　１４４Ａ　

　　　　　　　　デルタ結線　　　　　　　　接続端子Ｍ１０　

　２次電圧：４６０Ｖ　６２．７Ａ　

　　　　　　　　スター結線中性点付き　接続端子Ｍ８　

三相３線式から三相４線式にするアップトランス

ＹＮｄ　

耐熱クラス（絶縁種別）Ｂ種　

屋内ケース入り

ケース形式：ＬＢ－Ａリフト対応型　

質量約３５０ｋｇ

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