有限会社大青鉄工

有限会社大青鉄工

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大阪・柏原で 『機械創造業』 をやってます。 

☆ 経営信条
    『世界にひとつだけのものを。』
    『顧客満足度』 より 『顧客感動度』 を上げること。

    ものづくりを通して,お客様に感動を与えていくことを使命として、感謝と誠意をもって、日々の活動を行っていきます。

■ 製造業は現場が第一。 
    機械屋だからできること。 Just Fit, Best Match。
    【アイデア】 と 【技術】 と 【知恵】 には自信があります!

    たかがブラケットの一個でも・・・・ 生産の効率化はほんのささいなことからドラスティックに、ドラマティックに変ることもあります。

    是非、貴社製造現場の 『効率化・省力化』 のお手伝いをさせてください。

□ ブリスター包装のワンストップサービス!
    自社ブランドとしてブリスター包装機をオーダーメードで製作しています。
    オーダーメードにこだわるのは、

   『現場が変れば、品が変り、形も変り、作業のやり方も変り、生産数も変り・・・全てが変ります。 
    既製品をおくのはたやすいことです。 でも、本当にそれでよいのでしょうか?

    ほんまに、そのブリスター包装機はその現場に合っていますか? 』という理由からです。

    オーダーメードは、 『世界にひとつだけ』 です。
    現場へのJust Fit! Best Match。

    成形品からパッケージまで!

    今までの経験やアイデアを活かして、また、経験からの横のつながりを活かしてワンストップでよりよい提案をさせて頂きます。

■ 技術を活かした受託包装できます。
    受託のシードは整っています!
    機械屋なので、機械のことは明るくて当たり前!
    ブリスターの受託を承ります! 何なりとご相談ください!

□ インクジェット用の付帯設備に自信ありです。
    されど印字.. 印字品質の決め手は、搬送設備や付帯設備にあります。
    特殊コンベアに自信ありです!
    うちの経験・知恵を買ってください!

まずは、なんなと相談ください! お気軽に!!


有限会社 大青鉄工
大阪府柏原市本郷4丁目128−2
TEL: 072−971−1505    FAX: 072−971−1501

お問い合わせメールアドレス: ask_to_us@daisei-ironworks.co.jp

Webサイト:http://www.daisei-ironworks.co.jp/
作品ブログ: http://blog.livedoor.jp/blister_eq/
社長ブログ: http://blog.livedoor.jp/pupa_man/

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ブリスター包装機でのオペレーション


うちがリリースしたブリスター包装機のオペレーション風景です。
ちなみに、装置は初期モデルです。 
(映像は粗いですが。。 ご容赦を。 )



(撮影協力: OLFAカッター(岡田工業))


本機というか、うちの機械の最大の特徴は、

1人で作業ができる!

っていうことと、

2人なら、
検査・箱詰めもフローでできる


ということを念頭にオーダーメードしてます。



念のため、言っておきますが、
木型を使って、巨大な熱板で、巨大な圧力でドスンっ。。。。

って、いう方式ではありません。



巨大な熱板でドスンっていう方式の方が、

多数個取りで効率がいいのでは・・・・

なんて、思われてる方が大勢おられるようです。。



けど、少し、考えてください。


ブリスターの包装工程っていうのは、

型に入れる ⇒ シールする ⇒ 取り出す ⇒ 検査 ⇒ 箱詰め

の一連作業です。


大抵の人は、ここで見落とされます。
機械単品だけをみて、効率の良し悪しを考えられてます。

機械上で、多く取れるから、作業としても楽。。。
なんて、安易な考えじゃないですか?


まず、
型にものを投入するところから。。。

大勢でやって、その人件費は? 労力は?

大勢で作業するってことは、
人手に触れられる機会も増えて ・・・ というのもあって、
作業的に煩雑になりやすいってことになります。

さらに、

この類の装置は、巨大な熱板を使用します。

熱板が大きいと、熱板上の熱分布にムラが発生し易く、
型のなかでもシールに差が出易くなります。

だから、

大量にシールできたとして、
その検査は? ちゃんとできてますか?

重々ご存知だと思いますが、
検査を終えるまでが、包装工程です。


シールを終えた品物を、がさ~と机にあけて、
皆でよってたかって検査する。。。。

又は、

もう、面倒なので、検査なんてやってられっか!
ってな感じで、検査をパスして、暗黙のうちに箱詰め。。


なんてこと、されてないですよね?


それに・・・ 木型の仕様なら、

木型は、腐ります。 確実に、朽ちます。
傷み易いです。 虫もきます。




根本的なハナシ、

ヒートシールは、2トン、3トンかけてするものじゃない。

巨大な圧力をかけるのは、接触面積によるものです。

取り数が多ければ多いほど、面積が大きくなります。

成形容器は、金属容器と違って、材料の厚みのムラ等々、
バラツキが発生し易いので、
それを巨大な圧力で、ぎゅ~と押して、ムラを除去しようとしてる。

だから、
必然的に巨大なプレッシャーになってしまうんです。


2トンも3トンも。。
ひどい場合は10トン以上もプレッシャー(圧力)をかける。

これって、なんか、おかしくないですか?
おかしいと思いません?


で、
木型にそれだけのプレッシャーを常態的にかけたらどうなるか。



等々の理由から、
多数個取りの方式が、効率がいい方法とは思えないのです。


作業は、
『フロー』 でやるべきこと。。。 だと思います。

要は、滞りのない流れを如何につくってあげるか?

それで、効率はぐんと変ります。

作業効率のキーワードは
リズム&フロー』 です。

リズムにのって、テンポよく、スムーズにすること。

人が作業をしてるところなら、

それが一番大事。。。だと思います。



****

ブリスター包装機について、専門的にオーダーメードで
対応しています。


小ロットで、機械をつくるまでは。。。。

なんて、思われてる方も 是非、一度、ご相談ください。


お問い合わせは,

→ 有限会社大青鉄工 072-971-1505 まで!

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搬送・供給のいろいろ - 立てて流す -


 寝かして流すのは,確かに楽なんですが...

スペースの問題がでます.

で,こんな供給方法を,やりました.



ワークを立てて !!





某社さん向けのレーザーマーキング装置での
ワークの供給部位です.

両面印字だったので,立てて流すことで
非常に効果的でスマートにできました.


反転させる手間もなし.

しかも,機体はすっごくコンパクトに!

搬入経路が狭くて,いろんな制約がありましたが,
なんとかなるもんだす.






****

『 生産効率向上↑ 省力・省人化コンサルティング 』


自分達ができることはなんだろう?

って,考えたときに,出て来た言葉です.

我々は単に決まった装置を創ってる訳ではありません.
(もっとも,ブリスター包装機は専門的に創ってはおりますが.)


その現場,その生産物に応じた,

機械や装置や器具  

を創っています.


創ることを通じて,得た技術や,いろいろな現場や
携わってきたいろいろな仕事のパターンで得た知恵や知識.

それらをもっと,生産効率を向上させるという目的で
活かせてもらえるんじゃないのか?

って,思ってます.

『コンサルティング』 には,相談 という意味があります.

お客様の生産現場に転がってるいろいろなテーマ.

是非,ご相談ください!

お問い合わせは,

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知ってはります? -ブリスター包装の種類 その3-


 かなりのタームが開いてしまいましたが..

今日は,ブリスターの種類についての その3 ということで..


溶着型のブリスターの中でも PTP包装 というのがあります.

これも,ブリスター の仲間です.


一番,眼にされてる包装形態かもしれません.

カプセル錠の包装がそれです.


PTP. 何の略かというと,

Push Through Package の頭文字をとって,PTP.

要は,中身を押しだす包装 ということになります.

 
  ← こんな感じ.





前回までお話したブリスター包装は,蓋材である台紙を剥離する
ことで,中身を得ることができました.

が,PTPは,文字通り,蓋材を突き破り,商品を取り出すという
形態になります.

突き破れるように,樹脂フィルムではなく,アルミフィルムを
使用してるのが, ひとつのポイントです.


PTPの装置には,大きな特徴があります.

ブリスターの真空成形を組み込んでいるということです.

樹脂フィルムを,熱版で温め,真空成形にて窪みを作り,
錠剤等の中身をそこに充填し,アルミフィルムをシールして
定型の大きさにカットする.

という一連の工程を一台の装置でやってしまいます.

オプション的に,中身をカメラで自動的にチェックする,等の
機能が盛り込まれているものもあります.


なぜ,そういう形態に装置が進化してるか?
というと,よくわかりませんが,よくよく考えると,
PTPで使用される商品は,薬がほとんどです.

つまり,一環して生産できるという点で,衛生面に強いという
ことが言えます.


成形からシール,切り出しまで一貫して製造できる..

故,そこそこのコストがかかります.

機械的に,
同一の形状を大量に生産する場合には,向いていますが,
多品種小ロットには不向きです.


ちなみに,この分野は,弊社の対応外です.
申し訳ない... 


大なり,小なり,老舗の機械メーカーがひしめいています.


ブリスター包装機 で検索し,出てくるのも,この装置が
ほとんどです.


ブリスター包装,
これで少しはわかっていただけたでしょうか?


****

『 生産効率向上↑ 省力・省人化コンサルティング 』


自分達ができることはなんだろう?

って,考えたときに,出て来た言葉です.

我々は単に決まった装置を創ってる訳ではありません.
(もっとも,ブリスター包装機は専門的に創ってはおりますが.)


その現場,その生産物に応じた,

機械や装置や器具  

を創っています.


創ることを通じて,得た技術や,いろいろな現場や
携わってきたいろいろな仕事のパターンで得た知恵や知識.

それらをもっと,生産効率を向上させるという目的で
活かせてもらえるんじゃないのか?

って,思ってます.

『コンサルティング』 には,相談 という意味があります.

お客様の生産現場に転がってるいろいろなテーマ.

是非,ご相談ください!

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知ってはります? -スライドブリスターは意外とコストが。。。。。-


 前回,前々回でスライドブリスターと溶着型ブリスターの説明をしました. 

それぞれには,もちろん,利点もあり,欠点もあります.

包装形態を選ばれる際には,その点もよく考慮される必要があるでしょう.

スライドブリスターと熱溶着ブリスターの比較

スライドブリスターの利点を下記に挙げます.

 1. 大きな設備が要らない.
 2. 手軽に包装できる.
 3. 包装作業に設備を伴わないので,型換え等が不要.


それに対して,熱溶着型ブリスターの利点は,

 1. 確実なシール溶着ができる.
 2. 密封性(気密)が良い.(※)
 3. そこそこの生産数でも対応ができる.

欠点について,
スライドブリスターは熱溶着タイプと比較して,

 1.作業性が悪い. 
   → 全て手作業となり,人件費がかかる可能性が高い.
     作業効率が悪い.
 2.包材コストが熱溶着タイプと比べ,高くなる.
   → 同一の容器形状を考えた場合,スライドさせるための曲げ代を
     確保するために,フィルム面積を大きくとる必要がある.
   → 溶着タイプが抜き工程だけで済むのに対し,スライドの場合は,
     3方曲げ等,2次加工が必要. その分のコストがかかる.
 3.密封性に欠ける.
 4.改竄されやすい.
   → ホッチキス,又はテープで台紙の抜けを抑えている場合が
     ほとんどであり,それを剥がして中身を獲られる可能性が高い.

があります.

一方,溶着タイプをスライドブリスターと比較した場合の欠点は,

 1.初期導入コストがかかる.
  → 設備がないと包装作業できないので,そのコストがかかる.
 2.上記に伴い,維持管理コストがかかる.
  → 型換えパーツはもちろん,設備がエアー駆動式タイプの場合などは,
    コンプレッサーなどの付帯設備が必要となる.
 3.装置導入に伴い,装置を維持するためにそれなりの知識が要る.

などが挙げられます.


以外に知られていないことは,

スライドブリスターが熱溶着に比べ,コスト高になってる.

という点です.

溶着タイプの場合,初期導入費用がかかるという目先のコストに注目されがちですが,少し長いスパンで考えた場合,スライドタイプの方が,

人件費の面,
装置維持費の面,
型換えの面
包材そのもののコスト 
 など

において,圧倒的にコスト高になっています.

3方曲げなど手間がかかる分,スライドブリスターの成形容器自体の単価が割高に設定されているのも事実です.

あまり,言うと,成形屋さんが怒り出すのでこの辺で止めますが...

ちなみに,弊社が納入させて頂いたお客様曰く,

『溶着タイプに乗り換えて,1年も経たないうちに,装置の元が
とれました.』 と,言われていました.


ただし,ここでも,安直に決めるべきでないことがあります.

装置の仕様です.

たかが仕様,されど,仕様 なのです.

きれいなシールを得る為には,それなりの機械がいる・・・・

ということです.

その話はまた。


****

弊社の装置は,完全受注生産です. 
ですので,申し訳ないですが,直ぐにお渡しすることはできません.

受注生産にこだわる理由は,

『会社が変れば,商品も変り,作業も仕事も変ります.
そんな中で,果たして,本当に既製品でよりよい作業や商品を生むことができるのでしょうか?』

という想いから,受注生産にこだわって,機械の設計から製作まで手がけさせて頂いております.

お客様の現場のお話を トコトン 聞いて,聞き出して,

『世界にひとつだけ』 の装置を・・・

をモットーにお客様に,技術と知恵をご提供できればと考えています.

お問い合わせは,是非!

→ 有限会社大青鉄工 072-971-1505 まで!



 

 




知ってはります? -ブリスター包装の種類 その2-


 前回は,スライドブリスターを紹介しました.
今回はその続きで,ブリスター包装の種類 その2です.

スライドブリスターが台紙をスライドさせるのに対して,台紙を完全に成形容器にくっつけてしまうというというのが,

熱溶着型』のブリスター包装 です.

 こんな感じですね.

成形容器と台紙をくっつけたパッケージとなっています.

スライドタイプと同じく,中身がみれるので,注目度は抜群です.






このパターンも名前はどうあれ,めちゃくちゃ出回ってます.
が,スライドと比べ,半々か,それ以下という感じでしょうか.
(実際に調べたわけではありません. オレ調べです..)



台紙の裏面に,能書きやバーコードを印刷しておくことができます.

商品が見えることと,裏面の能書きの活用で訴求効果のアップを図ることができます.







なぜ,台紙と容器がくっつくか・・・・
理由は簡単. 

台紙には予め,熱で溶ける 『ホットメルト』 と言われる糊が塗られています. この糊を一時的に溶かして,容器とくっつけます.

 ちなみに,この包装を行う装置を,

ブリスター包装機』 と呼んでおり,

弊社では,これを受注生産で製作しております.


熱溶着型の最大の特徴は,

改ざん防止効果が高い

ということでしょうか.

スライドタイプは,ホッチキスやシール,セロテープなどを使用し,台紙を抜けなくするようにしています. 最近では,台紙に切り込みや切り欠きを入れたりして,安易にスライドできないように工夫されています.

が,はっきり言って,それでも抜けます.抜け易いです. 

だから,中身だけを抜き取って,持ち帰るという不埒なやつらが出没します. 狙われ易いのです.

その点,溶着方式では台紙と容器をくっつけてしまうので,そういう問題が発生しにくいです. 抜き取られるという心配がありません.

また,密封性が高いというのも利点にあげます.

スライドタイプは台紙とくっついてないので 『スキマ』 があります.

この点,例えば,金属製の商品などは湿度の影響を受けやすい等の問題があり,不利になる可能性があります.

熱溶着型は,この問題をクリアします.

が,注意は必要です.

ブリスター包装機の方式や種類によっては,
溶着を行うためにある程度の時間,高温に台紙と容器をプレスしています.このとき,熱が商品へ影響を与える可能性が生じます.

商品そのものへの熱影響(熱変形をまねくかも・・・・)や,
台紙側から熱を印加する場合は,台紙の管理方法によっては台紙中の水分が容器内にこもり,商品に悪影響を与えてしまうという問題が生じます.

ですので,安直に装置を選定されるのは如何なものか・・・・と
個人的には思います.

正直にいうと,安価な装置ほど,この類の問題が発生し易いのです.


溶着タイプ中のバリエーションとして,
最近では,スタンディングタイプの容器があり,棚面に立てておくことができるようになっています.

このおかげで・・・・ 特性である密封性が損なわれてしまった,というのも正直なところでしょうか.
立てさせるために,底部分の溶着代(糊しろに相当)が極限まで削減され,ほとんど溶着されていません.


スライドタイプと熱溶着の違い,ご理解いただけましたでしょうか?

それぞれには,当然,利点と欠点があります.

その話はまた次回.
3種類目もまた今度.

しばし,お待ちを!




****

弊社の装置は,完全受注生産です. 
ですので,申し訳ないですが,直ぐにお渡しすることはできません.

受注生産にこだわる理由は,

『会社が変れば,商品も変り,作業も仕事も変ります.
そんな中で,果たして,本当に既製品でよりよい作業や商品を生むことができるのでしょうか?』

という想いから,受注生産にこだわって,機械の設計から製作まで手がけさせて頂いております.

お客様の現場のお話を トコトン 聞いて,聞き出して,

『世界にひとつだけ』 の装置を・・・

をモットーにお客様に,技術と知恵をご提供できればと考えています.

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知ってはります? -ブリスター包装の種類 その1-


 ご存知です? ブリスター包装.

恐らく,名前までは知らないと言われる方がほとんどでしょう.

が,

一般的に流通してる包装形態ですので,たぶん,『あ~,あれ』 って,言われると思います.

そもそも, 『ブリスター』 には,

気泡 とか, 水ぶくれ などの意味があります.
戦闘機など,コックピットにあるドーム型のシェル,あれもブリスターというんだとか..

ブリスター包装とは,
PETとかPVC(塩ビ)などの透明フィルムに熱を加え,圧空又は真空成形して得られたドーム型の容器を用いた包装形態を指しています.


ちょ~簡単にいうと,
透明樹脂成形容器を使った包装. という感じでしょうか.


ブリスター包装の最大のメリットは,

中身が見える』 ということです.

カートン(箱)包装,ピロー(袋詰め)包装,上包包装など,包装にはいろいろとありますが,手軽に中身が見えるという点では,ブリスター包装は優れています.

ピロー包装も透明袋にすれば中身が見えますが,

硬い,重たい,尖ったものなど・・・

には不向きです.


この,ブリスター包装. 実は,3種ほどありまして・・・


本日は,スライドブリスターの説明を簡単にします.

ホームセンターやスーパーなどで陳列棚にぶら下げられています.
ドラッグストアやオモチャ売り場でも,簡単に見つけることができます.

 ← こんな感じですね.

 最大の特徴は,『スライド』 という名称の通り, 3方向(場合によっては,2方向か,4方向)の位置で曲げられてできた溝に,台紙をスライドさせるという点です.



メリットは,包装を行う為の 『設備投資が不要』 ということでしょうか.

これを聞いて,

『設備がいらんの? ええやん』

と思われる方もずいぶんおられるでしょう・・・

ところが,どっこい!

そう,甘くはない! 


・・・・ という話しの続きは,また今度.







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必見! 直角方向反転コンベア


 
某社向け,直角方向反転用コンベア,できました!
昨日,据付に行ってきました!
進行方向を変え,インクジェット印字をさせる為のコンベアです! 是非!


合理化への貢献です. 


 <特徴>
1.制御がいりまへん.
 直角方向への反転は,ローラコンベアなどを使って,プッシャやローラコンベアのローラピッチ間から別の駆動を設けて反転させる方法がとられていますが,その場合,それを制御する必要があります. この方法は,コンベアを駆動させるモータがいるだけでOKです.よけいな制御はいりまへん!

2.エアーがいりまへん.  
 プッシャがいらないので,プッシャ用のエアーシリンダも要らず・・余計なエアー(コンプレッサ)がいりまへん.

3.いたってシンプルです.
 
 制御部がないので,構造はシンプルです.
モータが回転するだけ.だから,潰れるリスクが減り,ごねるリスクがありません.
また,
プッシャがないので,ケガのリスクがひくいです.
省スペースです.

4.コストダウンが図れます!
 
 制御やエアーがいらないということで,電気代の節約になります.
エアー消費がないということが電気代節約の最大貢献ですよね!
完全クローズで動作できるエアー機器はありません.
エアーは,必ずどこかで漏れてます. また,エアー配管なども必要なくなるので,その分もコストカット!


ええことばっかり書いてますが,ちょっと,注意がいります.

残念ながら,この方式は箱のサイズや形状に左右されます.
だから,なんでもかんでもいけるというわけではないんス.


さぁ,注目の動作は,こちら! 是非,ごらんあれ.

<直角方向反転コンベア!>

流れ方向を直角方向へ,転換します.
グリーンのローラがミソ. 市販品です.

奥側で,インクジェットが待ってます. 

長手方向から,端面方向への搬送方向転換ですので,長手方向で流れてて,端面方向へ印字したい場合に最適です.





<直角方向反転コンベア! アップ>

スムーズに反転してますよねッ!



というわけで,

Job Complete!

****
お問い合わせは,是非!

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知ってはります? -バーリング加工-


 突然ですが,ご存知ですか? 『バーリング加工』.
プレス加工の一種で,穴の周囲にツバをつけるような加工をいいます.


うちでは,空調配管などに使う銅管にバーリング加工を行う仕事もしています.

どんなものかと言うと, これらです.




















『パイプになんかどうやって?』

って思われるでしょうが,まぁ,至ってシンプルな加工です.

手順は,

1.下穴をあける.
2.専用の機械で加工する.

これだけです. けど! (ちょっと待ったぁ!)

専用の機械は,実は自家製. 自分ところで開発(ってほどのものじゃないですが・・)
しました. バーリング径は様々あるので,専用のジグを使うのですが,それも内作です.

内作だから,いろんな径に対応できるというメリットは『大』です.

長いものでは,2m.で,パイプ径は最大76.2mmまで. 
細いのは12.7mmくらいでしょうか. バーリング径の最大はφ66くらい. 
小さいのでφ6くらい.
画像の例の通り,円周に沿ってなんですが,2列でも3列でも加工できます.

銅管のバーリングは,空調配管だけでなく,給湯器なんかにも使われてますのでその辺りから加工の依頼があります. 
空調の場合,この後工程で枝管のロウ付け加工があります.
うちではやってませんが。


この技をなんか,他のに使えたらなぁなんて・・・ 

どないでっしゃろ? 

なんかあれば是非!
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インクジェットコントローラ設置用キャビネット


 インクジェトのコントローラを設置する
キャビネットです.

今回初めてアルミパイプフレームを採用しました.

コストダウンのため・・・です.
(最近はどっこもこれ.. なんか悲しくなってしまう・・ が,知恵でなんとかカバー)


おかげでかなり安くできました. しかも,軽量!
自分でいうのもなんですが,なかなか,ヨカデキ. 


天面には,コントローラとキーボード,下段にはタンク(インク)システムが設置されます.


Job Complete!

*****
普段は,アルミフレームで造ります.
アルミフレームの方がもう少し,重厚かなぁ・・ 少し重みはありますねぇ.

用途用途でやり方・資材も使い分け.

何か転用できるかも.

よろしくどうぞ.

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昇降機能付インクジェット用四脚スタンド


 某食品会社に設置されるインクジェット用の四脚スタンド・・・ 完成しました
このタイプは,以前にも納めています.
カメラ・照明の型式が異なるので,取り付けブラケットを少々変更しました.

チャームポイントは,
インクジェットと文字検査用カメラ,照明が同一ステージ上に配置できるので,製品サイズ変更時の調整が容易ということです.
つまり,バラバラに調整する必要がない.

ステージはマイタ(かさ歯車)にて昇降可能となってます.
このおかげで,正面から昇降操作ができ,使い勝手も Goo~ です.


省スペースで使い勝手よく・・1台目はさすがに苦心しました.
アイデアを練って,練って.. 行き着いた形がこれ.

一応,ブラケットを駆使してカメラも照明も可動可能にしてます.
(画像検査というやつは調整代が大きくてイカン.. ある程度融通が利くように造っておかないと。 それがツボでもあるのですが。。。。)


本作は2台目です. お陰さまで今回少し楽できました. 


屈強に造ってます.もちろん,脚はたためます.

ステージの昇降は別の用途でも使えるかも!

よろしくどうぞ.

というわけで,

Job Complete!

*****
バックに写ってるのは内製の扉です.
シャッターを閉め切っておくのも息苦しく,また,暗い.
開け放しも防犯上悪いし,雨・風がガンガン入ってきて ヤ.

なので,シャッターの溝隙間にはめ込むように扉を造りました.

明り取りにもなります.

夏場は,網戸バージョンに変えて,涼を.






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