ニット 絣(かすり)染め森林和紙ニット
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うちがリリースしたブリスター包装機のオペレーション風景です。
ちなみに、装置は初期モデルです。
(映像は粗いですが。。 ご容赦を。 )
(撮影協力: OLFAカッター(岡田工業))
本機というか、うちの機械の最大の特徴は、
1人で作業ができる!
っていうことと、
2人なら、
検査・箱詰めもフローでできる
ということを念頭にオーダーメードしてます。
念のため、言っておきますが、
木型を使って、巨大な熱板で、巨大な圧力でドスンっ。。。。
って、いう方式ではありません。
巨大な熱板でドスンっていう方式の方が、
多数個取りで効率がいいのでは・・・・
なんて、思われてる方が大勢おられるようです。。
けど、少し、考えてください。
ブリスターの包装工程っていうのは、
型に入れる ⇒ シールする ⇒ 取り出す ⇒ 検査 ⇒ 箱詰め
の一連作業です。
大抵の人は、ここで見落とされます。
機械単品だけをみて、効率の良し悪しを考えられてます。
機械上で、多く取れるから、作業としても楽。。。
なんて、安易な考えじゃないですか?
まず、
型にものを投入するところから。。。
大勢でやって、その人件費は? 労力は?
大勢で作業するってことは、
人手に触れられる機会も増えて ・・・ というのもあって、
作業的に煩雑になりやすいってことになります。
さらに、
この類の装置は、巨大な熱板を使用します。
熱板が大きいと、熱板上の熱分布にムラが発生し易く、
型のなかでもシールに差が出易くなります。
だから、
大量にシールできたとして、
その検査は? ちゃんとできてますか?
重々ご存知だと思いますが、
検査を終えるまでが、包装工程です。
シールを終えた品物を、がさ~と机にあけて、
皆でよってたかって検査する。。。。
又は、
もう、面倒なので、検査なんてやってられっか!
ってな感じで、検査をパスして、暗黙のうちに箱詰め。。
なんてこと、されてないですよね?
それに・・・ 木型の仕様なら、
木型は、腐ります。 確実に、朽ちます。
傷み易いです。 虫もきます。
根本的なハナシ、
ヒートシールは、2トン、3トンかけてするものじゃない。
巨大な圧力をかけるのは、接触面積によるものです。
取り数が多ければ多いほど、面積が大きくなります。
成形容器は、金属容器と違って、材料の厚みのムラ等々、
バラツキが発生し易いので、
それを巨大な圧力で、ぎゅ~と押して、ムラを除去しようとしてる。
だから、
必然的に巨大なプレッシャーになってしまうんです。
2トンも3トンも。。
ひどい場合は10トン以上もプレッシャー(圧力)をかける。
これって、なんか、おかしくないですか?
おかしいと思いません?
で、
木型にそれだけのプレッシャーを常態的にかけたらどうなるか。
等々の理由から、
多数個取りの方式が、効率がいい方法とは思えないのです。
作業は、
『フロー』 でやるべきこと。。。 だと思います。
要は、滞りのない流れを如何につくってあげるか?
それで、効率はぐんと変ります。
作業効率のキーワードは
『リズム&フロー』 です。
リズムにのって、テンポよく、スムーズにすること。
人が作業をしてるところなら、
それが一番大事。。。だと思います。
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ブリスター包装機について、専門的にオーダーメードで
対応しています。
小ロットで、機械をつくるまでは。。。。
なんて、思われてる方も 是非、一度、ご相談ください。
お問い合わせは,
→ 有限会社大青鉄工 072-971-1505 まで!
寝かして流すのは,確かに楽なんですが...
スペースの問題がでます.
で,こんな供給方法を,やりました.
ワークを立てて !!
某社さん向けのレーザーマーキング装置での
ワークの供給部位です.
両面印字だったので,立てて流すことで
非常に効果的でスマートにできました.
反転させる手間もなし.
しかも,機体はすっごくコンパクトに!
搬入経路が狭くて,いろんな制約がありましたが,
なんとかなるもんだす.
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『 生産効率向上↑ 省力・省人化コンサルティング 』
自分達ができることはなんだろう?
って,考えたときに,出て来た言葉です.
我々は単に決まった装置を創ってる訳ではありません.
(もっとも,ブリスター包装機は専門的に創ってはおりますが.)
その現場,その生産物に応じた,
機械や装置や器具
を創っています.
創ることを通じて,得た技術や,いろいろな現場や
携わってきたいろいろな仕事のパターンで得た知恵や知識.
それらをもっと,生産効率を向上させるという目的で
活かせてもらえるんじゃないのか?
って,思ってます.
『コンサルティング』 には,相談 という意味があります.
お客様の生産現場に転がってるいろいろなテーマ.
是非,ご相談ください!
お問い合わせは,
→ 有限会社大青鉄工 072-971-1505 まで!
前回,前々回でスライドブリスターと溶着型ブリスターの説明をしました.
それぞれには,もちろん,利点もあり,欠点もあります.
包装形態を選ばれる際には,その点もよく考慮される必要があるでしょう.
<スライドブリスターと熱溶着ブリスターの比較>
スライドブリスターの利点を下記に挙げます.
1. 大きな設備が要らない.
2. 手軽に包装できる.
3. 包装作業に設備を伴わないので,型換え等が不要.
それに対して,熱溶着型ブリスターの利点は,
1. 確実なシール溶着ができる.
2. 密封性(気密)が良い.(※)
3. そこそこの生産数でも対応ができる.
欠点について,
スライドブリスターは熱溶着タイプと比較して,
1.作業性が悪い.
→ 全て手作業となり,人件費がかかる可能性が高い.
作業効率が悪い.
2.包材コストが熱溶着タイプと比べ,高くなる.
→ 同一の容器形状を考えた場合,スライドさせるための曲げ代を
確保するために,フィルム面積を大きくとる必要がある.
→ 溶着タイプが抜き工程だけで済むのに対し,スライドの場合は,
3方曲げ等,2次加工が必要. その分のコストがかかる.
3.密封性に欠ける.
4.改竄されやすい.
→ ホッチキス,又はテープで台紙の抜けを抑えている場合が
ほとんどであり,それを剥がして中身を獲られる可能性が高い.
があります.
一方,溶着タイプをスライドブリスターと比較した場合の欠点は,
1.初期導入コストがかかる.
→ 設備がないと包装作業できないので,そのコストがかかる.
2.上記に伴い,維持管理コストがかかる.
→ 型換えパーツはもちろん,設備がエアー駆動式タイプの場合などは,
コンプレッサーなどの付帯設備が必要となる.
3.装置導入に伴い,装置を維持するためにそれなりの知識が要る.
などが挙げられます.
以外に知られていないことは,
スライドブリスターが熱溶着に比べ,コスト高になってる.
という点です.
溶着タイプの場合,初期導入費用がかかるという目先のコストに注目されがちですが,少し長いスパンで考えた場合,スライドタイプの方が,
人件費の面,
装置維持費の面,
型換えの面
包材そのもののコスト など
において,圧倒的にコスト高になっています.
3方曲げなど手間がかかる分,スライドブリスターの成形容器自体の単価が割高に設定されているのも事実です.
あまり,言うと,成形屋さんが怒り出すのでこの辺で止めますが...
ちなみに,弊社が納入させて頂いたお客様曰く,
『溶着タイプに乗り換えて,1年も経たないうちに,装置の元が
とれました.』 と,言われていました.
ただし,ここでも,安直に決めるべきでないことがあります.
装置の仕様です.
たかが仕様,されど,仕様 なのです.
きれいなシールを得る為には,それなりの機械がいる・・・・
ということです.
その話はまた。
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弊社の装置は,完全受注生産です.
ですので,申し訳ないですが,直ぐにお渡しすることはできません.
受注生産にこだわる理由は,
『会社が変れば,商品も変り,作業も仕事も変ります.
そんな中で,果たして,本当に既製品でよりよい作業や商品を生むことができるのでしょうか?』
という想いから,受注生産にこだわって,機械の設計から製作まで手がけさせて頂いております.
お客様の現場のお話を トコトン 聞いて,聞き出して,
『世界にひとつだけ』 の装置を・・・
をモットーにお客様に,技術と知恵をご提供できればと考えています.
お問い合わせは,是非!
→ 有限会社大青鉄工 072-971-1505 まで!