新規事業で成長を目指す起業家・中小企業経営者がとるべき戦略とは?
既存市場に新しいビジネスモデルを見いだす起業
産学連携や大企業との連携をビジネスに活かす視点
金融機関や行政とのコラボレーションによるスピードアップ
■基調講演
「町工場からの転身、新規事業で成功するには」
株式会社スマートバリュー 代表取締役 渋谷 順 氏
プロフィール:大阪府生まれ。高校卒業後、父親が経営する町工場(㈱堺電機製作所)へ入社し、三代目経営者となる。その後、モバイル関連事業、インターネット関連事業などの立上げなど、アントレプレナーとして新規事業開発を推進し続けてきた。
いくつもの事業領域の異なる事業を成長に導きつつ、大阪経済大学大学院経営学研究科を修了し、2015年6月にはJASDAQに上場。
■パネルディスカッション
「大阪起業家 スタートアッパー」の受賞や、だいしん創業支援ファンドの出資を受けて新しい事業に挑む起業家たちが、成長の要因と今後の戦略をお話します。
(登壇者)
株式会社スマートバリュー 代表取締役 渋谷 順 氏
株式会社Be&Do 代表取締役 石見 一女 氏
大学卒業後、25歳でセールスプロモーション系人材派遣会社を創立。1994年に組織・人材活性化コンサルティング会社を共同経営で設立し、2000年に㈱キャリアステージに社名変更後、㈱キャリアステージの新事業として㈱Be&Doを設立して代表取締役に就任。「個人と組織のイキイキ」をライフワークとして活動している。また、健康分野において組織活性化と従業員の健康増資プログラムをロート製薬と開発し、ロート製薬との共同事業として㈱ウェルビネを設立した。
大阪起業家スタートアッパー第4回ビジネスプランコンテスト受賞企業であり、だいしん創業支援ファンドからも出資を受けて「IT×人のかかわり=イキイキ」を事業の核として、健康から学習領域にも展開を目指している。
夢見る株式会社 代表取締役 重見 彰則 氏
1985年生まれ、30歳。大学卒業後、経営コンサルティング会社に勤務し事業再生コンサルタントとして様々な中小企業の再建に携わる。2012年に夢見る㈱を設立し、代表取締役に就任。「世界でも勝負できる子どもを育てる」をミッションに掲げ、異業種メンバーが運営する子ども向けロボット教室と英会話スクール、堺市初の民間学童保育を運営。自社だけでなく全国のスクールに対し「英語×IT×ロボット」で日本初の教育コンテンツを提供している。
大阪起業家スタートアッパー第1回ビジネスプランコンテストの受賞をはじめ、船井総合研究所教育スクールビジネス業界 特別賞(2013)、新規事業開発大賞(2014)、チャレンジ賞(2015)を受賞。教育サービス分野で全国、さらには世界で展開を目指している。
株式会社テクノライジング 代表取締役 水野 敏雄 氏
大阪府堺市生まれ。高校卒業後、父親の創業した会社(㈱テクノタイヨー)に入社し、2005年二代目代表に就任する。既存事業を維持しつつ新規事業として「自社商品開発事業」を立上げ、大阪府立大学との産学連携にて、地震対策用木造住宅制振オイルダンパー「Windamper」を製品化したことをきっかけに、2015年4月「自社商品開発事業」を㈱テクノライジングとして法人化。(同社代表取締役就任)
2015年6月には大阪府立大学発ベンチャー(第99号)に認定、更に、だいしん創業支援ファンドからの出資を受け入れ、「Windamper」に次ぐ、第二第三の自社商品の開発、製品化を目指している。
(コーディネーター)
フューチャーベンチャーキャピタル株式会社 代表取締役会長 今庄 啓二 氏
滋賀県出身。京都大学工学部合成化学科卒業、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(MBA)
鐘淵化学工業㈱(現・㈱カネカ)にて、新規事業企画のプロジェクトリーダーとして、建材・食品・樹脂・二次電池等幅広い分野でのテーマアップと推進を行い、ベンチャー企業からの技術導入や大学との共同研究を実行した。
2001年にフューチャーベンチャーキャピタル㈱に入社し取締役営業推進本部長として営業部門を統括した後、2011年に代表取締役社長に就任。2016年1月1日より現職。地域金融機関や自治体と連携した創業支援型のファンドや、大企業と連携したCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)ファンドを設立。
>>2016.2.5(金)大阪府/おおさか地域起業創出フォーラム『ビジネスチャンス、ここにあり!』大阪で起業!地域から新しい成長事業を見いだす起業家たちの詳細はこちら(この記事には画像があります。画像部分は外部ブログサイトで見れます。)