ネットショップにて複数のサイトに同一商品を掲載する際の問題点

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 こんにちわ。kimonoです。

9月は決算の会社が多いためか、オビタスターへの営業電話の数も通常よりもかなり多く、営業メールの数もものすごい数が届いております。

そういうこともあって、サイトへの攻撃、乗っ取りからそのサイトや、サーバーを使っての一斉メール配信、自社への誘導などさまざまな手段が使われていて、IT業ではその対応で日々追われている状況です。

そういった中でも、他社に負けないサイトを作り、売れるネットショップを作っていくため、日々さまざまな努力を行われていると思われますが、最近のSEO事情からまたお話しさせていただけましたらと思います。

 

既にご存知の方も多いと思いますが、以前よりGoogleは、ネットショップの同一商品、同一説明文のものを複数のサイトに掲載することを、重複コンテンツとみなし、一番評価の高いサイトだけを評価し、それ以外を除外、評価の対象から外すようになっています。

これは、GoogleのJohn Mueller(ジョン・ミューラー)氏が、Google+のウェブマスター向けハングアウトで説明しました内容になります。

ECサイトで、他のサイトと同じ商品説明文を使うと重複コンテンツが発生する

また、更に、同じ商品、同じ説明文を自社サイトと楽天、Yahoo、AmazonなどのポータルサイトでもGoogleのMatt Cutts(マット・カッツ)氏は、重複コンテンツになるとはっきりと明言しています。

メーカーに掲載の同じ商品、同じ説明文でも同様だということです。

ECサイトで、他のサイトと同じ商品説明文を使うと重複コンテンツが発生する

 そのため、既にその影響を受け、今までは検索でも評価されていたサイトが、次々と転落し、弊社にも相談のご連絡が多く来ています。

実際の相談の例としては、

・自社サイトと楽天、Yahoo、Amazonと同じ商品データーをCSVで流し込んでいたが、自社の検索の評価が落ちてしまった。

・メーカーから送られてくる商品データーをCSVで流し込んでいるが、評価が落ちてしまった。

・自社サイトを複数作って、同じ商品を別々のサイトで販売していたが、評価が落ちてしまった。

などなどです。実際、弊社で運営しています、着物通販ならオンラインきもの見本市も自社サイト二つ、楽天と3店舗に同じ商品を掲載したために評価が落ちてしまった悪い例になります。

現在、こちらも対策を行っている最中で、これから同様のお客様もどんどん増えてくると思われます。

これらへの対応方法として、下記のような対応方法が出ておりました。

ECサイトで自社サイトと楽天ショップの重複コンテンツを防ぐ方法

Googleが一番オススメしている対応方法は、rel=”canonical”で優先するサイトを決めなさいということですね。

ただ、これは、全てのサイトが自社サイトであれば対応が可能ですが、楽天やYahoo、Amazonでは対応不可能ですので、オリジナルの中身にするか、別商品として見せる方法を考えるなどが必要ですね。

ちなみに、同一サイト内でも、同じ内容になりますので、一つの商品を複数の見え方にしていたりするような場合は、注意が必要です。

Zen Cart1.5系では、同一サイトであれば、rel=”canonical”対応されていますね。

 

同一の商品を一つのサイト内で複数に見える見せ方をしていたり、複数のサイトに掲載していたりしていた場合は、どのようなケースでも一度見直しや、作り直しなどを行い、”オリジナルコンテンツ”であることを見せていくことが評価の対象になり、上位表示し、売れるサイトになるということになりますので、これからかなり注意していく必要がありますね。