観光地におけるトコジラミ被害の影響

観光地におけるトコジラミの被害についてですが
観光地と言えば、ホテル・旅館などの宿泊施設が多いです。

それに比例まではしないとしても、トコジラミが発生する数が
多くなっても何ら不思議ではありません。
関西の大阪・奈良・兵庫や京都など、特に京都といえば観光客が多い都市です。
平成22年度の観光客数では5000万人にも及びます。
1日当たり13万人以上の観光客が京都を訪れています。
その内、外国からの観光客数は、おおよそ100万人が訪れていて、国別ですと
アメリカ・オーストラリア・中国・台湾・フランス・ドイツ・イギリスの順で
京都へ観光に訪れています。
トコジラミはアメリカ・オーストラリアで爆発的に大発生しています。
アメリカのニューヨークでは、予算を組んでまでトコジラミの本格的な駆除に
乗り出しています。
実は、そのニューヨークも京都と同じ数の観光客が訪れています。
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トコジラミの発生のほとんどは持ち込みによるものです。
トコジラミは昼間ほとんど隠れているため、発生したとしても、気付くのが
遅くなり、気付いた時にはすでに遅い状態になっている事がほとんどです。
定期的な調査、防除をしていると早期の発見にはなりますが、費用の面や
その後すぐに持ち込みがあれば、すぐに発生した状態になるため
思う様に行かない現状があります。

また、宿泊施設などで一旦発生すると、調査・駆除のための
費用が必要になり、両隣や向い側の部屋などを売り止めにしないと
いけなくもなります。
駆除のために薬剤を使用した場合、その日の宿泊はできず
何日かの売り止めが必要になります。

年間5000万人の観光客が訪れる京都の宿泊施設にとって
これは痛手である事は事実です。

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