糖質オフを正しく理解!?

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脂肪をためない
糖質摂取を控えることで肥満や生活習慣病の予防をはかる「糖質オフ」の食事法が話題になっています。糖質は炭水化物の多いご飯やパンといった主食、果物、甘いお菓子などに含まれるブドウ糖に分解されて活動エネルギーとなりますが、余剰分はインスリンの作用で脂肪として蓄えられます。糖質オフの食事法は、糖質を制限することでインスリンの分泌を抑え、脂肪が溜まりにくくすることが狙い。糖質の代わりにタンパク質や脂質を多めに摂ることで空腹を感じにくいとされています。

極端な制限はやめましょう
通常の食事での摂取カロリーの約60%を占めている糖質の割合を、40~50%位に抑えるのが目安。極端な制限をすると健康を害したり、かえって食欲が高まり食べ過ぎてしまうことがあります。また、高タンパク食は腎臓に負担がかかり腎機能に問題がある人には危険です。血糖を下げる薬を服用している糖尿病の方の場合は、低血糖の危険性があります。一時的に体重が減少しても長期的な効果には疑問も指摘されています。

最近はいろんな形で、ダイエット法や健康法が紹介されていますが、リバウンドをしたり健康的でないダイエット法もたくさんあります。特に生活習慣病、予備群の方も医師と相談の上、極端なダイエットや食事法は気をつけてください。