Sodateru Fukin
第14回 後継塾
3月1日(金)の午後5時から第14回後継塾に参加してきました。
“組織作り”はあらゆる経営者にとっての課題であり、
また悩みではないでしょうか。
今回の後継塾のタイトルは
「本当の組織作り~ワークで学ぶチームビルディング~」。
講師は社会保険労務士の田渕祐輝先生です。
まず参加者は2チームに分かれ、共通の課題が与えられます。
課題は「A4の紙50枚を使い、制限時間内にいかに高い塔を作るか」。
やりかたは自由。ただしハサミもノリも使ってはダメ。
ワークは2回行われ、それぞれチームで高さを競います。
事前に田渕先生から組織作りに必要な要素とである
G(Goal:目標)、R(Role:役割)、P(Procedure:手順)、I(Interaction:相互関係)
のいわゆるGRPIモデルを意識してワークを行うように指示がありました。
まずは作戦会議。
喧々諤々の議論の結果、
同じ三角柱のブロックをたくさん作り、
ピラミッドのように積み上げよう、
ということになりました。
役割分担は積上げ担当が2人、残りはブロック作り担当。
私はブロック作り担当になりました。
いざ作業開始。
しかしピラミッド作戦では思っていた程安定せず、せいぜい3段止まり。
その様子を見ていたブロック作り担当の一部が、
三角柱を4本並べてその上に折っていない紙を水平に置きテーブル状にすると安定することを実験により発見、
急遽作戦は変更されました。
慎重に積み上げた結果、8段の塔が完成!
隣のチームを見ると塔は我がチームより少し低め。
残り時間から考えて逃げ切れると判断し、
無理をせず時間切れを待ち、我がチーム見事勝利!
その後、先のGRPIモデルに基づいたワークの振り返りを行いました。
強力なリーダーシップはなかったものの、
役割分担をしてお互いによく協力した結果の勝利と自己分析。
少し大袈裟にいえば勝利の余韻に浸り、
チーム内には和やかな雰囲気が流れていました。
しかし両チームの振り返りの発表を聴き終えた田渕先生は
「私はこの結果に不満です」と切り出しました。
そして「幼稚園児で同じワークをしたら天井まで届きましたよ」
と続けました。
なっ、なんと・・・。
2回目のワークは何としても天井を目指すことになりました。
作戦会議の結果、正確に三角柱を作らなくても、
案外適当に巻いて作った円柱の方が安定しているのではないか、
ということになりました。
しかし作業を始めてみるとなかなかうまく積み上がりません。
となりのチームを見ると順調に積み上がってます。
時間は刻々と過ぎ、我々は焦りました。
役割分担も関係なしに入り乱れての作業。
結局、時間切れ直前に塔は崩れてタイムオーバー。
完敗でした。
その後の振り返りで2回目の方が1回目よりも
チーム内の各自の「ワークに参加した」という実感にバラツキがあることが分かりました。
限られた人だけが目の前の塔を積み上げることに夢中になり、
それを周りから見ているその他の人々がいたんですね・・・。
田渕先生は、組織作りには
形成期⇒混乱期⇒標準期⇒達成期
の4つの過程があると教えてくれました。
1回目のワークを終え、形成期を過ごした我がチームに対し、
先生は「私はこの結果に不満です」と挑発を行い、
混乱期に陥れたのです。
混乱期の我がチームは相互関係が崩れ、役割も手順もグチャグチャになり、
敗れ去りました。
因みに幼稚園児が天井まで届いた、という話も我々を挑発するための方便だったそうです・・・。
一方、隣のチームは2回目の作戦会議の時には混乱していたようですが、
実際に作業に入ると役割や手順も整理して立て直し、
標準期、そして達成期へと進んでいたようです。
まるで子供の工作の時間のようなワークでしたが、
組織作りの要素と過程が実体験できる、
大変身になる時間となりました。
ダン塗装の團社長が塾長を務めるのは今回が最後。
次回からは安堂製作所の安堂社長が塾長です。
團社長お疲れ様でした。
安堂社長よろしくお願いします。
過去の後継塾の活動の様子はこちら。
レッツ総合事務所HP(活動報告):http://www.netfirm.co.jp/info/
また悩みではないでしょうか。
今回の後継塾のタイトルは
「本当の組織作り~ワークで学ぶチームビルディング~」。
講師は社会保険労務士の田渕祐輝先生です。
まず参加者は2チームに分かれ、共通の課題が与えられます。
課題は「A4の紙50枚を使い、制限時間内にいかに高い塔を作るか」。
やりかたは自由。ただしハサミもノリも使ってはダメ。
ワークは2回行われ、それぞれチームで高さを競います。
事前に田渕先生から組織作りに必要な要素とである
G(Goal:目標)、R(Role:役割)、P(Procedure:手順)、I(Interaction:相互関係)
のいわゆるGRPIモデルを意識してワークを行うように指示がありました。
まずは作戦会議。
喧々諤々の議論の結果、
同じ三角柱のブロックをたくさん作り、
ピラミッドのように積み上げよう、
ということになりました。
役割分担は積上げ担当が2人、残りはブロック作り担当。
私はブロック作り担当になりました。
いざ作業開始。
しかしピラミッド作戦では思っていた程安定せず、せいぜい3段止まり。
その様子を見ていたブロック作り担当の一部が、
三角柱を4本並べてその上に折っていない紙を水平に置きテーブル状にすると安定することを実験により発見、
急遽作戦は変更されました。
慎重に積み上げた結果、8段の塔が完成!
隣のチームを見ると塔は我がチームより少し低め。
残り時間から考えて逃げ切れると判断し、
無理をせず時間切れを待ち、我がチーム見事勝利!
その後、先のGRPIモデルに基づいたワークの振り返りを行いました。
強力なリーダーシップはなかったものの、
役割分担をしてお互いによく協力した結果の勝利と自己分析。
少し大袈裟にいえば勝利の余韻に浸り、
チーム内には和やかな雰囲気が流れていました。
しかし両チームの振り返りの発表を聴き終えた田渕先生は
「私はこの結果に不満です」と切り出しました。
そして「幼稚園児で同じワークをしたら天井まで届きましたよ」
と続けました。
なっ、なんと・・・。
2回目のワークは何としても天井を目指すことになりました。
作戦会議の結果、正確に三角柱を作らなくても、
案外適当に巻いて作った円柱の方が安定しているのではないか、
ということになりました。
しかし作業を始めてみるとなかなかうまく積み上がりません。
となりのチームを見ると順調に積み上がってます。
時間は刻々と過ぎ、我々は焦りました。
役割分担も関係なしに入り乱れての作業。
結局、時間切れ直前に塔は崩れてタイムオーバー。
完敗でした。
その後の振り返りで2回目の方が1回目よりも
チーム内の各自の「ワークに参加した」という実感にバラツキがあることが分かりました。
限られた人だけが目の前の塔を積み上げることに夢中になり、
それを周りから見ているその他の人々がいたんですね・・・。
田渕先生は、組織作りには
形成期⇒混乱期⇒標準期⇒達成期
の4つの過程があると教えてくれました。
1回目のワークを終え、形成期を過ごした我がチームに対し、
先生は「私はこの結果に不満です」と挑発を行い、
混乱期に陥れたのです。
混乱期の我がチームは相互関係が崩れ、役割も手順もグチャグチャになり、
敗れ去りました。
因みに幼稚園児が天井まで届いた、という話も我々を挑発するための方便だったそうです・・・。
一方、隣のチームは2回目の作戦会議の時には混乱していたようですが、
実際に作業に入ると役割や手順も整理して立て直し、
標準期、そして達成期へと進んでいたようです。
まるで子供の工作の時間のようなワークでしたが、
組織作りの要素と過程が実体験できる、
大変身になる時間となりました。
ダン塗装の團社長が塾長を務めるのは今回が最後。
次回からは安堂製作所の安堂社長が塾長です。
團社長お疲れ様でした。
安堂社長よろしくお願いします。
過去の後継塾の活動の様子はこちら。
レッツ総合事務所HP(活動報告):http://www.netfirm.co.jp/info/