ラックなたたずまい《危機管理産業展を見学》

 東京ビッグサイトで昨日から開催の「危機管理産業展2011」を訪問してきました。


 3.11の東日本大震災以来、全国的に地震や水害、火災などへの防災意識が高まっています。
当社も災害に対する様々な取組の一つとして大阪大学にインキュベーションラボを開設しましたが、災害に対する様々なサービスや機器、製品といったものが大きな産業へと成長しているということを、この展示会で知ることとなりました。

会場では東京消防庁の音楽隊が演奏するなか華々しくオープニング。

受付の後ろ側には東京都の災害に関連する部署のブースや、3.11や先日の奈良、和歌山でも災害救助に活躍した自衛隊や海上保安庁のブースが設営されていて、お役立ち資料がたくさん展示されていました。



中でも東京消防庁の展示ブースには震災への備えとして、家具の転倒防止やそれに関するツールが実際の模型で展示されており、大変参考になりました。

当社が参加している「研究実験施設・環境安全教育研究会(通称REHSE研究会)でも、メンバーである東京大学や筑波大学、東北大学が被災したことも伴って、どのような器具や金具、耐震方法が有効なのかが関心の一つになっています。

会期は明日金曜日まで。
東京ビッグサイトの西ホール1階で開催されています。