修学旅行の持つ意味

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先日、お会いした会社経営者さんとのお話です。

最近の修学旅行の話しになりまして
テーマパークや海外旅行など総合学習とはどう結びつくのか
わかりにくい旅行が多いのではないかとのこと。

物見遊山でなく、生徒自身が各自のテーマや課題を持って
地域やそこで働く人や生活する人にフォーカスを当てるようにして
じっくり体験したり、話しが聞けるような旅行にしたらどうかとの意見。

例えば京都や奈良を単なる歴史ある観光地として受身で捉えるだけでなく、
自ら歴史や文化を先に学習して研究テーマを持って行くのであれば、
訪問するすべての神社仏閣やお店や伝統工芸やお土産も
すべて意味のあるものになると思います。

せめて高校生からは
団体行動で、きついスケジュールがたくさん詰め込まれた受身の旅行より
自ら考えて動ける人間形成を進めていく旅行を実施してはどうかと考えた話題でした。

日本を背負って立つ若い人の修学旅行が
これからの自身の生き方や職業観、
そして日本の未来を考える旅行になれば最高だと思います。