ラックなたたずまい《スマートグリッドが分かりやすい本》

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今、テレビのコマーシャルなどで度々耳にする言葉「スマートグリッド」。
そのスマートグリッドが分かりやすく解説されている書籍を見つけました。


横山明彦著「エネルギー新書 スマートグリッド」(日本電気協会新聞部発行)。

各国の電気事情から、スマートグリッドの考え方などが分かりやすく解説されています。

その中から見えてくるものは太陽光発電や風力発電等の新エネルギーを本格的に利用することに関しては、様々な技術的ハードルがあることと、それに関わるビジネスのチャンスがあるということ。

例えば、当社のようなスチールラックや実験設備を製造販売しているメーカーでも、本業の技術を活かして太陽電池用の屋根取り付けフレームなどを製造していますが、それもまたすごく小さいことながらスマートグリッド普及に関わるひとつのチャンスです。

ものづくりを生業にしている立場の私たちが、テレビのCMを見ていて「スマートグリッドって何?」と子供に訊かれて答えられないことは、ちょっと恥ずかしい。
そんなシチュエーションを回避するにはちょうどいい、基礎知識が書かれた一冊です。