真空管の艶やかな音色・・・

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約3年前に買った真空管アンプのキットが、ずっと押し入れの中で眠っていましたが、やっとのことハンダゴテ片手に作り上げました。

長い間ほったらかしにしていましたが、えいやーとばかりに思いきらないとなかなか作ることが出来ま せんでした。

作ったのはサン・オーディオ 「SV-2A3」という、直熱3極管「2A3」を使ったシングル無帰還アンプです。
出力は、3.5W + 3.5W。
一見非力に思いますが、これがなかなかどうして心地よくスピーカーを鳴らしてくれます。

最近聴くには殆どジャズばかりですが、しっとりと艶のある音色は今まで使っていた石のアンプとは、かなり違いますね。

元々アンプは、サンスイのAU-D607から始まり(約30年くらい前)、ここ最近は同じサンスイのAU-D907Fを使っていました。
もちろんこれらは素晴らしいアンプですが、やはり一度は「球」のアンプで聴きたいと思っていました。

念願かなっての「2A3シングル・アンプ」。
ピアノ・トリオもいいけど、ここはやっぱりジャズの女性ボーカルでしょうか。

澤野工房から出ている ニコレッタ・セーケ「MY SONG」。
聴き手を柔らかに包み込みながら、時折のぞくハスキーヴォイス。ロバート・ラカトシュの奏でる情感豊かなピアノは、柔らかな光を反射する湖面を描いた水彩 画のように、ステージをシックに彩ります。

ニコレッタは艶めきながら明るく歌い上げるも、どこか愁いを感じさせるのは、東欧ハンガリーに生を受け、ジプシー音楽出身というアイデンティティのせいか もしれません。華やかさの中にも、確かに感じ取れる哀愁、その正反対の魅力が絶妙に溶け合い、私たちを惹き付けるのでしょう。(澤野工房 作品解説より)

これから、どんな色気のある音を聴かせてくれるのか・・・楽しみな時間をくれる真空管です。


真空管アンプ真空管アンプ
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★感性品質への「こだわり」オリジナルパッケージ(貼箱)企画・製造★

村上紙器工業所

手間をかけることは、「愛情」をかけること。
「愛情」をかけることが、私たちの仕事です。

感性品質とは、性能や効率だけではなく、「心地よい」「官能的」
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人の”感性”に直接響く「魅力的品質」をいいます。

そんな”ゾクゾクするほどの美しさ”や”ワクワク感”のある貼箱を、
私たちはは作っていきたいと考えています。
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