4月6日の数字:SNS利用経験なしが6割

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このサイトも、いわゆるSNSになるわけですが
では、サイトユーザーを性別、年齢で見たときに
どうなるのでしょう。

結構、偏りのあるような気がします。
意外とみるか、やっぱりと納得するか。「ネット1000人調査ではSNSを利用したことがない人が6割超に達した(日経産業新聞2010年4月5日付4面)」そうだ。個人的には、納得感の方が強い。

「利用している人が5割を超えたのは唯一20歳代のみ(前掲紙)」である。これもよくわかる。

筆者がmixiに誘ってもらったのは、2005年のこと。もちろんその頃は誰かの紹介がなければ参加できなかった。当時「mixiが面白い」と何かで知り、ぜひとも入りたいと思っていたのだ。ところが紹介してくれる人がなかなか現れず、焦っていたことを思い出す。

確かに、最初は面白かった。何がといえば、知り合いの日記を読めることが。けれども、このニーズはやがてブログで満たされるようになり、RSSを使ってブログを読むようになってからはmixiへのアクセスががくんと減った。

最近は、たまに参加しているコミュニティの中でもリアルなお付き合いのある空手コミュニティの新着だけを見ている。逆にいえば、そうしたコミュニティ対象の新着だけをプッシュ配信してくれるサービスがあればmixiは要らないことになる。Greeも入っているはずだが、ここ何ヶ月かアクセスしていない。

ちなみに、この空手コミュニティへの参加者も一時増えたが、結局書き込みをしているのは限られたメンバーだ。付け加えるなら、このメンバーには20代の方はいない。

不思議なのは、なぜ20代の人たちは、未だにSNSを結構使っているのかということ。思いついた理由は、ケータイ世代とパソコン世代の違いだ。すなわちケータイヘビー(あるいはオンリーという話もある)20代の方がSNSを使っているのではないかということ。

では、よりケータイユーザーがマジョリティであるはずの10代はどうなのか。新聞には調査データが載っていないので不明だが、10代の場合は20代とはまた違ったパターンになるように思う。なぜなら10代の場合、学校などリアルなコミュニティでの付き合いが、20代より多く濃いはずだから。

仮にここまでの推察が合っているなら、二つ、新たな疑問がわいてくる。

海外ではFacebookやMySpaceなどのSNSが、広範囲な年齢層の間で広がっているという。であれば、特に30代以上について日本と海外のSNS嗜好の違いは、何が原因なのだろう。

もう一つ。日本の20代(おそらくケータイメイン)SNSユーザーは、彼らが30代になったときにもSNSを使い続けるのだろうか。mixiの笠井さんやモバゲーの南場さんは、このあたり、どう考えているのだろう。