ラックなたたずまい《日本化学会第90回春季年会》

先週末から昨日(3/28)まで東大阪の近畿大学・本部キャンパスで日本化学会第90回春季年会が開催されていました。
数多くの研究発表やセミナー、シンポジウムなどの中から「環境・安全シンポジウム2010」を拝聴してきました。


近鉄電車長瀬駅を下車するとスーツに身を固めた多くの研究者や私たちのような関係企業の人たちの姿が大学通に溢れていました。





大学キャンパス内も大勢の人、人、人。
大学が休みなので通りの飲食店が半分位閉まっていて、ランチに出た人々が営業しているお店の前に列を作るほどの盛況ぶり。

肝心のシンポジウムは大学や高専における安全環境に関する活動、教育の発表で海外の例も紹介されていました。

最大の注目点は文部科学省参事官の安全衛生に配慮した大学実験設備の整理に関する話でした。
従来、独立行政法人になってからの国公立大学は労安法に則ってその設備の設計や使用の指針にしてきましたが、教育という場に適していないのではないかという意見がありました。
それに対する、文科省の考えがほんの「ちょっぴり」ながら発表されたのが昨日のシンポジウムということになります。

なお、その内容は文科省のHPにアップされるそうです。