タイガースの「おじいちゃん」

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先日、購入した某スポーツ新聞に
阪神タイガースの歴史みたいな連載があり、
藤本定義という監督の話が載っていました。

村山実氏や江夏豊氏に「おじいちゃん」と呼ばれていた監督です。
藤本定義氏は、なんと読売ジャイアンツの初代監督でもある人です。
阪神タイガースの監督になったとき、56才だったそうです。
(なんと、今年の真弓監督と同じ年みたいです!)

ぼくが面白かったのは、藤本監督の選手に対する接し方でした。
「タイガースはジャイアンツ同様、伝統ある球団である」
というプライドをタイガースの選手に浸透させた人であるそうです。
また、人をのせるのが非常にうまかったそうです。

考えてみると、人に誇りをもたせて、
それから人をのらせて、やる気を出させるというのは、
指導者として、本当に素晴らしいことだと思います。
だから、藤本監督はタイガースの選手たちから
「おじいちゃん」と呼ばれて、とても慕われていたそうです。
そして、1962年と1964年の2度、
藤本監督率いるタイガースはリーグ優勝するのです。

今、働く人にとって誇りとやる気は一番大事なことではないでしょうか?

朝読んだ新聞を、夜にかみしめた一日でした。