◆審査請求料の納付を繰り延べできます◆

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 特許出願は、出願から3年以内に出願審査請求を行ない、特許庁審査官による事前審査を経て特許され権利化されます。
 すなわち、特許出願を権利化するためには「審査請求」という手続きが必須で、これには結構な費用(特許印紙代)がかかります。
 出願1件あたり、【168,600円 + 請求項数×4000円】となっていますから、例えば請求項が5つある出願の場合、188,600円の特許印紙が必要になります。

 この審査請求料(特許印紙代)は、本来、審査請求と同時に納付することになっていますが、今回、平成21年4月1日から期間限定ではありますが、出願審査請求書の提出日から1年間、納付を繰延する制度を利用できるようになりました。


 昨今の急速な景気悪化に伴い、出願人の負担を軽減するための緊急的な措置として、今後2年間の予定で実施されるそうです。

 本日(平成21年4月1日)の出願審査請求から利用可能です。


 無条件に適用されるわけではありませんので、詳細は、もりもと特許事務所までお問い合わせいただくか、特許庁ホームページをご参照ください。
http://www.moripat.jp/
http://www.jpo.go.jp/cgi/link.cgi?url=/tetuzuki/ryoukin/shinsa_kurinnobe.htm