ジャガー と Mac

今月の AUTOCAR Japan の記事に、英国車のジャガーFXが取り上げられていたんだけれど、おもしろい記述がありました。

ジャガーはFX(ジャガーの最新ミドルクラスセダン)で、それまでの古典調のデザインをやめ、モダンなデザインと先進的な技術を大胆に取り入れて、今までとは全く違ったテイストの車に変身しました。
そのテイストが、Apple の Mac に通じるものがある。というのが記事の趣旨でありました。

何が Mac に通じているのか?
それは、ボタンに触ったときの感触だとか、その時に起こる動作、実際に走り出したときの乗り心地だとかが、スペック(数値で表される機能)ではなくて、感覚的に心地いいものを目指している点で共通している。と書かれてありました。

もちろん、スペック的に優れていないと、使う時に快適な状況にはならないとは思います。
しかし、スペックが優れていれば、感覚的に心地いいか?といわれれば、そうではないことも経験からわかっています。
そういう意味で、ジャガーの優れている点を、Macを引き合いに評価されていたことは、僕自身が以前からジャガーに憧れていることもあって、なんだかうれしくなったのでした。

自動車もパソコンも、どちらも道具です。
どうせ使うなら、気に入った物を、心地よく、その道具を使う事自体を楽しみながら使いたいと思うのです。

衣類や、靴や、文房具のように、自分のお気に入りの物に囲まれて、日々の生活も仕事もできたら幸せだなぁ。。。