マスコミに取り上げられやすいプレスリリースの書き方7

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FMOをはじめとする内容が固まったら
いよいよプレスリリースを実際に書いてみましょう。
今回は具体的な書き方のポイントを説明します。


見本は筆者が以前、コンサルティングをしている企業で実際に発行したもの。
結果は、地元紙と日経に掲載されました。

プレスリリースに決まったフォーマットがあるわけではありません。
ただ、入れるべき内容とそのアピールの仕方を考えると
だいたい同じようなフォーマットになります。
逆にこうしたフォーマットに従って書くことには
次の2つのメリットがあります。

まず第一には、書くべき内容をもれなく・ダブりなく網羅できること。
そして第二には、受けとる記者の方にわかりやすいこと。
見慣れたフォーマットなら、どこを見ればよいかが一目瞭然というわけです。

具体的には大きく5つの要素があります。
1.プレスリリースであることの明記
2.発信元
3.見出し
4.本文
5.問い合わせ先

1.プレスリリースであることの明記
用紙の左肩にプレスリリースであることを表示し、宛先も書きます。
相手先が特定できる場合は,必ず社名・部署名・記者名などを明記します。

2.発信元・5.問い合わせ先
社名、住所、電話番号、メールアドレス、ホームページURLなど。
問い合わせ先に関しては、担当者名を明記します。

3.見出し
プレスリリースの命が、この見出しです。
ポイントは、可能であればFMOを大きくアピールすること。
その下に小見出しをつけて、どこが補足します。
ケイ囲みなどで目立たせ、文字も大きなゴシック系にします。

4.本文
本文はできれば、リードをつけます。
このリードが見出しの次に重要、
リードだけを読んで記者はこのニュースの価値を判断します。
このニュースの社会的な意義を中心に文章を組み立てるようにします。

その後に詳細な説明を書いていきます。
写真材料や図表などがある場合は、
スペースを考えてできるだけ一枚に盛り込むようにします。

次回は完結編として、注意事項やプレスリリースの活かし方について
説明します。