株式会社メンタル・コア

行く先々で相談を受ける。褒め下手な上司の話。
「褒め下手」と言うより「叱り下手」？

しかし、それがために、精神的に不安定になる部下が実際に出ているので、人事部としても心穏やかではない。
「あなたなら、どのように指導します？」と問われて、ソリューションフォーカスの話しをさせていただく。
「ちょっと、そのセミナープランを提案してくださいよ。来期予算に組み入れてみます」と、ご要望いただくケースが多い。

そんなにも多いんだ。「褒め下手」もしくは「叱り下手」上司の存在。
しかしなぁ、私が若い頃は、営業ノルマに達しないと「ゴクツブシ」とか「キセイチュウ」とか言われてたなぁ。
「そりゃ完全にパワハラでしょ」と先方。そうですよね。
よくつぶれなかったもんだ。

で、その元パワハラ上司からも相談を受けてるんですよ。
管理職向けに褒め方のセミナーやってくれんかと。
あんたの口から、そんな言葉を聞く時代になったんですね。
（上司でなくなると“あんた”呼ばわりも失礼ですが。。。）
「まぁ、そう言うなよ。昼飯とビール代くらい出すからさぁ」
なんとまぁ、相変わらずパワハラ上司ぶりだこと。

さてさて、部下がメンタル不全に陥ると、どんなリスクが降りかかるかという、脅しから導入するのが効くか、
はたまた、「もし、あなた方が部下の立場で。。。」という実例で理解を求める形から入るのがいいか。

セミナープランを立てるのは、本当に楽しい作業です。
それがうまく参加者の心に落とし込めて、行動変容に結び付けていただけたら、もっと嬉しい事です。

褒め上手な上司についた部下の方も、日々の仕事が楽しくなる事でしょう。