原子力発電

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原発の見学会に参加してきました。
梅田からバスで出発。大阪の建築士会さんが主催です。
どんな原理で発電されているのか、大体分かっているつもりでしたが、さすがにきちんと説明してもらうと良く分かるものですね。一般的な子供にも分かりやすいように用意された施設ではコンパニオンのお姉さんと、模型やビデオでの説明があり、その後実際の発電施設へ行きましたが、建物の中には入れずに周りをぐるっとバスで回るだけ。しかし、送電の施設の前に来たときは今ココから電気が生み出されて自分の家まで送られてるのかと思うとリアリティがありました。もちろん、写真は禁止。テロ対策のためということでした。

その後、研修施設へ移動し補修・維持管理の訓練の内容など大変詳しく教えてくれ、どのような施設がどのように働いてどんな原理で発電されどこが弱点かそのポイントはココだ!ってとこまで理解できました。さて、これってテロリストが紛れ込んでたらどうなるんでしょう・・・?

昨日、老朽化した送電鉄塔の建替え作業中に鉄塔が倒れ、なくなった方もいらっしゃいました。
これだけ色んな事故を想定して対策を取っていてもどこかに隙が生じて事故になる。
何でも、研修を受けて実際の作業に携われるようになるには10年はかかるそうです。それだけやってもまたどこかで隙が出来てしまう。世の中に完璧など存在しないんですね。人間ですから。
お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたします。

小指の先ほどのウランペレットで、なんと平均的4人家族の半年分の電気がまかなえるそうです。
やはり、効率を考えれば現在のところ原子力に頼るしかないのでしょう。
こんなに頑張ってるんだから、なんとか事故もなく電気を送ってくれよって発電機君にお願いしてきましたよ。
でもね、もう一つ心配になったのはこの場所って北朝鮮からダイレクトでミサイルで狙われるんじゃないの?ってことと、海からいくらでも進入できそうだったこと。その気になればテロなんていくらでも出来るんじゃないか?
って考えながら、帰りのバスは舞鶴へ・・・あっ!自衛隊だ!軍艦だ!そうです、みなさん。原発は自衛隊がしっかり守ってくれているんですよ!ご心配なく!たのむぞ!自衛隊!家庭の平和と電気を守ってくれ!
関西電力さんも、自衛隊にMIKAJIME料払ったほうが良いですよ。

それにしても、初めの施設で発電の説明に使われてたあの水のキャラクター。分かりやすくしようとして逆に分かりにくくしてしまった好例ですね・・・。人の振り見て輪が振りなおせ。肝に銘じました。