やさしいデザイン

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先日、近畿圏デザイン協会協議会の会議に出席しました。今回は地域デザイン協会の情報交換と活動方針の協議がメインで、ゆるやかに話しは進んでいきました。

その後そのままの流れで交流会へ行き、盛り上がった一つの話しですが、ユニバーサルデザインは欧米から来たデザインの「結果」で、インクルーシブデザインは、欧州から来たデザインの「過程」と分かるのですが、やさしいデザインとはどんなものを指すのかともう一歩踏み込んだ話題でした。

たとえば高齢者やハンディーキャプを持った人も含めて老若男女の目的のターゲットの人が、本来もった力を発揮でき、心や身体が退化しないもの、多少の不便もそれを乗り越える事で、更に元気で暮らせることが本当のやさしいデザインではないかとなかなか考えさせられる内容でした。

なんな中、昨日の「ガイアの夜明け」で「“昭和レトロ”が人と街を救う」というタイトルが気になり見ていました。昭和40年代のとある埼玉の団地の高齢化と街の再生で、“昭和レトロ”の店をテコに、街ができた昭和40年代当時の記憶を呼び覚まし、部屋にこもりがちな高齢者に外に出てきてもらい、団地の商店街を活性化しようという取り組みでした。
また、千葉のとある病院では、「思い出ミュージアム」という昔懐かしい昭和の街並みを再現し、認知症の人達に昔の良き思い出から記憶を活性化させようとされて、状態改善など良い結果が出ていることの事例でした。

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