信念を持って、モノづくりをする!!

  • 投稿者:  
  • 表示回数 2,539

昨夜、NHKの「クローズアップ現代」で、奥山清行氏がプロジュースしたスポーツカーのことを放送していました。

東北の小さな会社が作った、「カーボンとアルミで出来た完全無塗装ボディーのスポーツカー」です。
今まではコストと納期に追われ、それを忠実に守ってきた小さな会社が、いきなりジュネーブ・モーターショーに殴り込みをかけたワケです。
奥山氏曰く、「甲子園にすら出たことのない高校球児が、いきなり大リーグにデビューしたようなもの」と表現されていました。

アルミの加工で手直しをしたが上手くいかず、ショーに間に合わすために、職人が塗装で乗り切ろうとしました。
それを見た奥山氏は、「納期が大事なのではない、大事なのは、自分が納得出来るものなのかどうか? それこそが、”ブランド”である!!」という強いメッセージがありました。

モーターショーでは、「カーボンとアルミのみ、素材を加工する技術の結晶。」と高く評価され、「職人の執念が感じられる、個性的なボディー」が話題をさらいました。

また、ヨーロッパのある家具メーカーでは、以前は地元向けにオーソドックスな家具を作っていましたが、現在の社長になって高度な”職人技”に、”デザイン”を取り入れることによって世界に出て行き、現在では世界中から注文が来ているとのことでした。

その社長曰く、「自分が絶対に欲しいもの、愛せるもの、現在どこにもないものを作れば、絶対に売れる!!」と明言されていました。
作り手には、こういう「信念」「意思」「思い入れ」がとても大切だと強く感じます。

そして奥山氏のような、企画、デザイン、製造、広報、販売などを、総合的にプロジュース出来る方の存在が、とても重要だと思います。

なかなか真似をすることは簡単ではありませんが、こういう「想い」を持って、仕事をしたいです。



★五感で感じる「こだわり」のオリジナルパッケージ企画・製造★

村 上 紙 器 工 業 所

手間をかけることは、「愛情」をかけること。
「愛情」をかけることが、私たちの仕事です。
手づくりでしか、表現できないことがある。
機械での量産化では到底及ばない、「貼箱」への愛情。
中身と同じように、パッケージにも込めた「自己主張」の魅力。
そんな「魅力」をお届けしたい・・・。