教育・医療・介護に広がるアクアリウムの可能性

フグがペットフィッシュとして最適である事はずいぶん前にここに書かせていただきました。書かせていただいてからずいぶん時間が立っていてびっくり!!フグの事を書かせていただいていた当時からずいぶん私たちの魚に対する理念を色んな方々にお話する機会がありました。賛同していただける方も増えて、新しい魚の為の商品開発も進んでいます。もっともっとアクアセラピーを身近に感じていただきたい!!魚という小さな生き物がアクアリウムセラピーとして実際どのように精神的・心理的・社会的に良い効果を生み出しているのかを知っていただく為に少しづつまたここに書かせていただきたいと思っています。

 アクアリウムには”水槽を眺めていると落ち着く””魚の世話をしていると没頭できる”などのストレスの軽減をはじめ、精神的・心理的・社会的にも様々な効果のある事が分かっています。

 
あなたにとって熱帯魚とはアンケート
 

現在飼育している購買者と言う事から、特に”癒し”と答えている%が高い。

飼育に関してのリラクゼーション効果については、94年の3月〜6月にかけて観賞魚用飼料・関連器具の発売元、ワーナー・ランバート株式会社テトラ事業本部が日本医科大学心理学教室助教授・杉浦京子氏と佼成病院小児科医長・近喰ふじ子氏と共同で熱帯魚を一定期間飼育することによる精神療法上の効用を研究するための実験を行なった際のデータでも魚を飼育していない人よりは、飼育している人の方が後頭部のアルファ波の平均振幅値が左脳右脳共に増大し、リラックス効果が現れている事が証明されています。また、前頭部と後頭部のアルファ波の平均ずれ時間から見たところ、集中力を増す効果があることも分かっています。

 

次回飼育モニターさんのお話をしたいと思います。