シルクリビングケット
8時間のベーキング処理と納期対応
めっき処理を行う際に水素が発生するのですが、最も小さい元素である水素は鋼材の中に入り込み、集合して隙間を作り最終的には素材を脆くしてしまうことがあります。これを水素脆性といいます。この水素脆性を無くすために行うのが、ベーキング処理というものです。
このベーキング処理は素材やめっき種類によって条件が異なります。当社が主に行っているのは自動車関係や建築関係のお仕事でベーキング処理を200℃ー4時間行っています。
処理はめっき後の品物をこの条件のベーキング炉に投入するのですが、最近のお問い合わせで多いのは水素脆性をより一層なくすために200℃ー8時間の処理をしてほしいとの問い合わせがあります。
そこで当社が持っている連続炉では対応が難しいため、バッチ式のベーキング炉を導入しました。
このベーキング炉を導入したおかげで他に良かったことがありました。短納期、および少量品への対応です。
おかげさまを持ちまして、ベーキング処理への納期対応、少量品への対応が可能になっています。
ぜひとも、ご相談ください。
大和パーカー工業所
岡本達裕
TEL:06-6728-5101 FAX:06-6727-3260
HP:大和パーカー工業所::めっき技術で社会に貢献 (daiwa-parker.com)
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