シルクリビングケット
『ハンドメイド 物づくりの側面から感じる風景。』 連載コラム2月号
- 2015/02/23 21:00
- 投稿者: ash-argent カテゴリ:コラム連載中
- 表示回数 1,635
数か月に一度 大阪から神戸に雑貨の納品に足を運んでいます。
神戸の街は、今ではタワーマンションが建っていますし
いつも電車に乗りながら、ふと、
20年前の傷を探しているのですが表だってはわからなくなってしまいました。
先日の1月17日の前には、
長田駅ソバの商店街がさびれた話がよくTVで取り上げられていました。
建物がゴージャスで空洞化した、ふと大阪の「ATC」のような空気を感じてしまいました。
今は山奥や田舎町でも、人気店になる可能性がある時代。
私たちにはわからない事情もきっとあるんだと思います。
「神戸」と言えば、
「合成皮革」 や「靴」「ファッション」など連想することが沢山ありますが、
ハンドメイドが好きな人たちは、靴やバッグなど「革の縫製技術」を
習いたかったりする人が多いのも事実。
ネットショップを運営したり、小さなショールームを運営・発信したい人も
沢山いるので、スペースが有効活用されたらいいのにな…と
何かさみしい気持ちになりました。
私は今、神戸栄町エリアの「TRISH-TRION」さんという雑貨店さんに
ネックレスや、ピアス、イヤリングなどアクセサリー雑貨やセレクトアイテムを
置いていただいています。お店の顧客としてご縁があって、
ホームページを見てスカウトいただいたというのが、商品を置かせていただいた経緯です。
個人的には大阪の堀江に にたような空気を感じるのですが、
皆さんはこの町の印象はいかがでしょうか?
この栄町エリアに納品に行くときは三宮~元町間を散策して行きます。
子どもの頃にはわからなかった、大阪とはまた違う空気感が好きになりました。
このトリッシュトリオンさんが入居している「神戸栄町カモメビル」。
以前はシャッターの閉じた落書きだらけの暗い外観でしたが、
今は1Fに入ったファミマの「青・緑・白」の水平ラインが
不思議とビルの外観とマッチした「レトロモダン」「ビルヂング」という雰囲気に
リノベーションしたランドマーク的なビルに生まれ変わっています。
先日『上流階級~富久丸百貨店外商部~』という
竹内結子さんのド ラマで、
元町の大丸百貨店神戸店がロケに使われていましたが、
そのあたりやセンター街、南京町あたりまでは外国人観光客が来られますが、
栄町ではカフェや雑貨店など色々あるのに、まだあまり見かけていないように思うので、
これからもっと外国の方に向けた発信もできればいいなと思っています。
(2月号コラム SOHOBOX北浜メールマガジン連載分)
----------------------------------------
ash-argent
DESIGNSTUDIO (アッシュ・アージェントデザインスタジオ)