上海(中国)の鉄工所さんへ行ってきました

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 今週、上海の鉄工所さんへ行ってきました。鉄工所さんといっても規模が大きくて、50人以上は、社員がいると思います。
当社から少し芯金をお願いすることがあるので、上海へ行ったついでに、工場見学をさせてもらいました。  生産品の95%は日本のメーカーへ製品を納入しているということで、品質にはかなり気を配っていた。
主な納入先はHT社、ND社、TJ社ほか大手日本企業です。特に、アルミの加工が多いようでたくさん加工品があった。
NC旋盤、研削盤等の工作機械は、数十台有り、驚いた。これだけの規模でやっているの、なぜか製品単価は、日本の鉄工所の
50~60%程度の価格です。
また品質体制も万全で、入荷(仕入)した鋼材の硬度チェックや圧縮、引張試験等の機械的強度の抜き取りで行なっていた。また寸法検査も抜き取りで行なわれており、日本の鉄工所(一般的な鉄工所)よりも信頼性が高いように思えた。もちろん検査室は、すべて温調されており、20℃に保たれていた。
 品質体制が万全で、安ければ、日本の大手は、中国に仕事を出すのは、当たり前だと思った。中国の鉄工所は、日々進化しており、ある部分では既に、日本は抜かれていると感じた。
 また、現在お願いしている芯金について、打ち合わせを行なったところ、当社からの図面がいい加減なためか、工場長より今後、もっとしっかりした図面を出してくれと、逆にクレームをつけられた。本当に中国の工業の進化を目の当りにした1日でした。
 工場内の写真は撮らせてくれなかったが、展示品の写真はOKだったので、参考までに(写真1)~(写真1)に示します。


     (写真1)モーター('アルミ芯金)のカバー?


      (写真2)各種車輪


        (写真3)アルミのお面


       (写真4)?


        (写真5)写真1の拡大


       (写真6) アルミ部品