ラックなたたずまい《新入生歓迎の準備風景》

知らなぬ間に木蓮が咲く季節に。


先週、お客様でもある大阪市立大学を訪れると沿道の木蓮の並木には白い花がちらほらと咲いていました。
震災で途方も無く多くの悲劇を目撃している間に、大災害をもたらした自然の力は一方に於いて、いつもとかわらぬ季節の移ろいを生み出していたのでした。

市大のキャンパス内には新入生の歓迎が主な目的と思われる「ふたば祭」を案内する手作りの看板があちかちに立てられていました。



どのようなイベントが開催されるのか。
「いつもとかわらぬ風景」
が行われることが、もしかすると特別なイベントを開催したり、予定されていたものをキャンセルするよりも大切なことなのかもわかりません。

そんな春まだ浅いやわらかな日差しに照らされた市大のキャンパス風景でした。