泉州留河 桐製一合計量米びつ
延年公演(狂言VSイタリア仮面劇)を観劇しました。
- 2011/02/14 10:00
- 投稿者: tobe
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一昨日、大阪能楽会館にて延年(ええねん)公演を観劇してきました。
「延年」公演は2006年からスタートした、能楽師(和泉流狂言方)の小笠原匡師が力を注いでおられる取り組みです。
今回の第5弾は「狂言VSイタリア仮面劇(コンメディア・デッラルテ)」という特異な内容で、レクチャーやデモンストレーションも交えての、とても楽しい一時でした。
“能面”は一般的にもよく知られていると思いますが、狂言でも面(おもて)を用いる演目があります。一見無表情にも思える能面・狂言面ですが、演じ方によって様々な表情をかもし出します。
コンメディア・デッラルテでも仮面を用いられますが、役柄によっていろんなタイプの仮面があり、素顔のお芝居とはひと味違った趣がありました。
現在、大阪能の面研究会様のホームページを制作中ということもあり、面のレクチャーは特に興味深かったです。
“大阪能の面研究会”とは、「舞台で使用できる能面・狂言面」を合言葉に、互いに意見を交わしながら本格的な面打ちに取り組んでおられるグループです。
日頃、ホームページ制作のお仕事をしていて一番楽しいと思えることは、いろんな業種の方々とお知り合いになれて、ヒアリングを通してたくさんのお話をお聞かせいただけたり、知らない世界を垣間見ることができたりすることですが、また良いご縁に恵まれ、本当に有難いことだと思っています。
狂言の舞台もホームページ制作でのご縁がきっかけで足を運ぶようになりましたが、やはり実際の舞台を拝見すると、テレビなどの映像とは迫力も趣きも違います。
能楽(能・狂言)は日本初のユネスコ世界無形文化遺産ですが、狂言は笑って観るお芝居(喜劇)ですので、堅苦しくもありません。
機会がありましたら、皆様もぜひ狂言の舞台をご覧になってみて下さい(^ー^)ノ
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