ラックなたたずまい《LIVING & DESIGN展 訪問》

先週火曜日からインテックス大阪で開催されていた「LIVING & DESIGN 2010」を訪問してきました。

京都の丹後ちりめんと東大阪の企業とのコラボレーションで現代風茶室を提案されていたケプラデザインスタジオさんコーディネイトのブースを訪れてきました。



ケプラデザインスタジオさんには先月幕張で開催された「分析展・科学機器展」で当社のブースをコーディネイトしていただきましたが、今回はまったく違ったジャンルのものを拝見し、大変参考になりました。



丹後ちりめんを使用した「家具」や「のれん」。
北山杉を使用した、柱材。
LEDを埋め込んだ斬新な天板。
などなど。
ひとつのユニットになった茶室は他の分野への応用もできそうです。

インテリアとしては、とりわけ丹後ちりめんの魅力が印象的でした。

いわゆる身につける和装から住空間の和装への応用は、日本の伝統技術を踏襲し、活かせ続けることのできる総合的なデザインニングであることを学びました。

うちの製品にも、こういう素材を利用したものができないかどうか。
図書館什器の装飾。例えば、普通であればフィルムシートや布張りで仕上げるパネルなんかが、ふさわしいのではないかと、考えたりしました。

その他の企業や個人が出展している製品や作品もかなり魅力的。

巨大なイベントではありませんでしたが大阪でこんなに素敵な展示会が開かれていたとは。
時間が経つのを忘れてしまう「感性」に楽しいイベントでした。