不易流行~KNS第30回定例会記念大会~

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私が所属しております関西ネットワークシステムの
第30回定例会記念大会が8月28日大阪大学中之島センターで
行われました。

テーマは、「不易流行」
松尾芭蕉が『奥の細道』の旅の間に体得した概念です。
「不易流行」とは、

「不易を知らざれば基立ちがたく、流行を知らざれば風新たならず」

即ち「不変の真理を知らなければ基礎が確立せず、
変化を知らなければ新たな進展がない」、
しかも「その本は一つなり」
即ち「両者の根本は一つ」であるというもの。

「不易」は変わらないこと、
即ちどんなに世の中が変化し状況が変わっても
絶対に変わらないもの、
変えてはいけないものということで、
「不変の真理」を意味します。

逆に、「流行」は変わるもの、
社会や状況の変化に従ってどんどん変わっていくもの、
あるいは変えていかなければならないもののことです。

(KNSホームページより引用)

この「不易流行」をテーマに井戸端会議形式で
意見交換を行いました。

わたしの考える「不易流行」とは、

弊社における「不易」は、
創業者の経営理念や社是・社訓だと思います。
「流行」は、それ以外のものすべて。

創業者の経営理念や社是・社訓は大切に継承し、
それ以外のものは、時代と共に変化させていく。

社長と話し合い、創業50周年を機に
創業者がお祀りした稲荷社をお返しして、
わたしが信仰しているえびすさまと大黒さまを
お迎えすることになりました。
信仰は自由でいいと思います。
わたしにとっては、「不易」とまではいかないものです。

弊社にとっての「不易」とは、創業の精神そのもの。
経営理念や社是・社訓というものは、
頑なに守り抜いていくつもりです。
そこに企業の存続性の意義があると思っています。

時代と共に変化するもの。
時代を経ても変わらないもの。

「不易流行」について自分なりに考えた一日でした。