ラックなたたずまい《正倉院展のポスター》

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昨日、東京駅で「正倉院展」のポスターを見かけました。
千数百年前の様々な楽器や調度品、美術工芸品が今日でも使用に耐える状態で保存されている正倉院。
もはや日本だけではなく、世界の宝といえるものです。

多くは実物のレプリカなんだそんですが、レプリカでも千年以上の歳月が経過すると貴重な遺産に姿を変える代表例だと思います。
しかもレプリカであってもその製品の仕上がり具合には手抜きはない。

Made in JAPANの精巧さは、このあたりがスタートなのかもしれません。

ちなみに数年前、正倉院の現在の収蔵庫の地下にラックを納品させていただいたことがあります。
厳重に空調するための機械室でしたが、この上に二つとない貴重な品々が収蔵されていると思うと、うちの製品も少しは文化財保存に役立っているのだと思い、嬉しくなってきました。
また展示会場の奈良国立博物館には収蔵物用の樹脂コンテナケースを納品させていただいています。

第六十一回 正倉院展(奈良国立博物館)