大師の里・彦左衛門のあじさいまつり

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日本人が、昔から大切にしてきた水! 
三重県多気郡多気町の「立梅用水」(たちばいようすい)、
江戸時代後期に貧しい農民を救うために、丹生村地士
西村彦左衛門が私財をもなげうって全長30kmもの
農業用水を完成させたのだそうです。

そうして出来た「立梅用水」に感謝し、これからも皆で大切に
守っていく証の、「大師の里・彦左衛門のあじさいまつり」が、
6月14日に行われました。















地元の農機店「たかお」さんのブースに、 ちょっと場違いな
自然流炭焼き窯「炭焼き達人」を展示させてもらいました。

この地域でも放置竹林が問題になっていて、間伐した竹材を、
「竹炭」にして利用しようと言うことで話が盛り上がっていました。





地元の人々が大切に守ってきた「立梅用水」を紹介します。
岩山をくり抜いて工事が行われました。
この素掘のトンネルには、 当時東大寺の大仏殿の建立の
ために掘られた水銀の坑道が、水路と交差しているそうです。

















「あじさいまつり」の時だけの、用水ボート下りが大人気です。 
写真は、トンネルを抜け出たところです。















村の人たちは、この用水で米をつくり、野菜を育て、また遊び,
地域を結ぶ地域用水として役立ててきています。
古い歴史の中で、用水を守りながら農村の秩序を確立し、
農業と農村の文化の礎を築き上げてきたのです。
この地域の人々の固い絆と共同体の意識を強く感じました。

来年の「大師の里。彦左衛門のあじさいまつり」には、
是非一度お出かけください。都会にはない農村の元気を
もらえますよ!


自然流炭焼き窯「炭焼き達人」

株式会社テサキ製作所  代表取締役  手 崎 貴 之