一本のメールから生まれた本4

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お盆明けに出した編集構成案。
ところが、その返事はなかなか来ませんでした。
ようやく、届いた編集者からのメールには……。
遂に出たゴーサイン


「オッケーです。この企画で進めましょう」
企画案を出して2週間後、月が変わって9月になり
やっと届いたメールには、こう書かれていました。

また、出すと決まったら、いきなり締切りも決まっていました。
締切りは11月の初旬。
これに間に合えば、年内に本を出せるとのこと。

さらに追い込みがかかります。
出版が決まったので、早速営業に書店まわりをさせる。
ついては、本文見本もしくは序文、
あるいはより詳しい構成案(小見出しレベルを網羅したもの)を
大急ぎで作ってほしいと。

文字数は200枚から250枚。
まず、ラフ原稿でいいからとにかく書いて
それを見せてほしいと。

何だか、ものすごい渦に巻き込まれてしまったみたいな
気分になりました。

確かに年内に本を出せたらいいなとは思ったけれど
じゃあ実際にあと2ヶ月で原稿が書けるのか。

最初の一行を書こうとして
何を書き出せばいいのかがさっぱりわからない。

計算上は、毎日4枚ぐらいずつ書いていけば
何とか間に合うはずだ、楽勝だ、と思ったものの
一行も書けないままの日々が過ぎていきました。