プレスリリースの書き方『べからず』集2

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8回シリーズでお送りしたプレスリリースの書き方
番外編として「べからず」集、その2をお送りします。
べからず.その2『買っちゃいけないFAX番号』

書き上げたプレスリリースをどうやって送るか。
より正確に表現するなら、どうやって記者さんに見てもらうか。

理想は、郵送。
つまり、○○新聞社○○支局(もしくは課)の○○記者宛に
直接送ることがベストです。
これなら、とりあえずプレスリリースを見て欲しいと思っている
相手の手元にまでは必ず届くはず。

もとよりそこまで相手を特定できるということは
何らかのコネクションがあることを意味します。
それなら「プレスを郵送しましたので、お手すきのときにでも
ぜひご覧になってください」
といった電話フォローを入れると完璧でしょう。

だから、何かのキッカケで知り合った記者さんの名刺は宝物、
ゆめゆめ粗末に扱われないように。

とはいえ、現実問題としてはなかなかそうもいきません。
そこでFAXを送ることになるわけですが、さて。

マスコミFAXリストを持っている業者さんが世の中にはいます。
彼らはFAX送信の代行サービスも手がけてくれています。
が、その精度はあまり高くありません。

たしかにマスコミ各社に対して
無差別射撃的に送るなら良いもしれない。
でも、ここにお集りの企業さまなら、それは無駄というもの。
なぜなら、皆さんそれぞれに専門分野がはっきりしているから。

専門分野が絞り込まれているなら
プレスリリースの送付先もほぼ特定できるはず。
具体的には新聞社なり雑誌社なりに電話をかけて
「こういう内容のプレスリリースを送りたいので
FAX番号を教えてほしい」と尋ねればよいのです。

そして、こうした作業の繰り返しこそが
御社にとっての貴重なプレスリリース送付先データベースとなります。

難しく考えることは何もありません。
気後れする必要もまったくありません。
相手も情報を求めているのだから、条件はフィフティ・フィフティ。
ぜひ、自社でFAX番号を集める努力をしてください。