ご無沙汰しております。

2011/03/19 23:00
投稿者: Auge カテゴリ:東日本大震災

2011年3月11日(金)に起きた未曾有の巨大地震および津波によって、東日本広域において多くの方が犠牲となり、日本に甚大なる被害をもたらしました。
この災害により被害を受けられた方々に、哀悼の意と心からお見舞い申し上げます。

東日本大震災の話は控えようと思いつつどうしても皆さんに私の尊敬する方々の一人の事を知って頂きたく書き残します。

concrete5日本公式
プロジェクトリーダーでもあり、運営されているYokosoNewsで海外向けに日本の情報を発信している上野さんが震災後から起きている間はずっと海外に向けてUstream配信をされています。
 
映像関係のお仕事をされておりUstreamも早くから導入されていたので放送するだろうなとは考えていましたがここまでされるとは思いませんでした。
 
救助・救援活動、ボランティア、危険物処理に携わっておられる方々も大勢居ます、しかしこのような形で情報を発信し無用な混乱や海外の方の安否情報などを提供している事も知って頂きたいと強く考えます。
 
確かに後々ビジネスに繋がるかもしれない行動かもしれません。
しかし私は配信(放送)している彼の姿を見て、それだけでは無い何かを感じました。

それは常に読ませてもらうレポートの内容を読んでいただくと伝わると思いますので尊敬と敬愛を持って以下の文面を転載させて頂きます。


------------------------------------- 以下引用転記 -------------------------------------------

震災が発生した30分後から今まで、起きている時間、ずっとスタジオに張り付いて、YokosoNewsのUstreamチャンネルを使って、震災の英語情報を、優先順に

* 日本に住んでいる外国人
* 日本に知り合いのいる海外の人
* 震災のことをもっと知りたい外国人
* 原発事故で心配している外国人

に行なっています。1週間で、100時間近くの放送を行い、今後も続けています。

タイムラインでは、質問も随時受け付けていますので、特に日本にいて心配している外国人をご存知の方、是非とも参加するようにお伝え下さい。

日本に住んでいる外国人の知り合いで、情報を求めていらっしゃる方が入れば、今週いっぱいは、定期的に、1日最低1時間、毎日放送する予定ですので、お知らせください。

YokosoNews


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■ 経緯と準備
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ロサンゼルス滞在時、911やカトリーナなどの震災を経験し、外国人として、災害時の情報を英語で提供することに対しての意義を感じており、YokosoNewsを昨年4月に始めた当初から、有事の際にはいち早く情報を提供できるようにと準備を進めてきました。


● 準備1:東京に本社を置かない

東京には既に沢山の外国語メディアが存在していますが、東京集中で、今回のように、最初の数時間は、停電や帰宅難民など、スタッフ自身が災害に逢い、情報提供の開始が遅れました。

被害の全くなかった三重県四日市市より発信することによって、震災から20分ほどで Ustream 放送を開始しました。

もちろん、三重県四日市市に大震災があれば放送できませんが、その時は、東京の人が何とかしてくれるでしょう。


● 準備2:Ustream の可能性を見つけ、Ustreamを放送の手段にすることを決める

まだ、事態が逼迫していますので、詳細は後ほど。

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● 準備3:徹夜 Ustream などを事前に行ない、ペースを掴む

Ustreamの緊急放送は、一人で長時間行うことが多いです。なので、いままでに2回、遊び感覚で Ustream の徹夜長時間マラソン放送を行いました。

結果を先に報告しますが、1週間、計100時間の放送を事務所で一人で行ないました。もちろん、東京や名古屋からボランティアの人がSkypeで参加していただくなどのヘルプも頂きました。

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■ 途中経過
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3月11日。

視聴者がどんどん上がり、津波を心配する東南アジア、ハワイ、西海岸、南アメリカの視聴者が、日本の地震情報をしりに雇用と、最終的には1200人ほどの視聴者になりました。初日は、午後3時20分頃から翌日10時頃まで放送を行いました。

Skypeで、東京、横浜などの知人を繋ぎ、現地レポートをしてもらいました。

世界中の視聴者が、津波を到着することを確認し、最終的な視聴者はいつの間にか2000人近くになりました。

3月12日

東京、名古屋、四日市より、ボランティアのヘルプや差し入れをいただきました。

当時、英語で最新情報をいち早く発信しているのは YokosoNews のみ。

首相官邸、枝野官房長官の記者会見を、視聴者には TBS や NHK の Ustream を別ウインドウで見てもらい、YokosoNews では翻訳部分のみを載せるという放送を行い、その時の同時視聴者は6000人を越えました。


3月13日〜16日

NHK World (英語放送) も Ustream 放送を始めたので視聴者は2〜1000人と日に日に落ちていきました。

日本国内にいる外国人被災者の質問や安否確認のお願いよりも、原発の恐怖に関する質問がかなり多くなり、6~7時間、放送を中断していても、タイムラインではデマ情報や、恐怖を煽るようなつぶやきが続きました。

名古屋在住、アメリカ人の Sarah や、東京在住の翻訳家の方に、私が休んでいる間、ソーシャルタイムラインのお世話をしていただきました。

また、ロサンゼルスの知人が ABC ラジオ局の司会をしている関係上、彼の番組に3日連続でゲスト生出演しました。

その他、把握しているだけでも、ライフハッカー、フランスの新聞紙ルモンド、ロイター通信などに紹介されサーバーがパンク状態になりました。

震災情報を中心に伝えたかったのに、原発問題を全体の放送の60~70%の時間を咲かなくてはいけませんでした。外国メディアの報道の恐ろしさを感じました。

本当は現地の切情な状況レポートを訴えたかったのに、原発問題のせいで、海外のパニックに陥っている人に、冷静になってもらうために、時には明るく、ジョーク交じりでレポートをしなければいけませんでした。これが結構、精神的に辛かったです。

3月17〜18日

海外のメディアが、自分たちの報道が、市民を不用意な不安に駆り立てていることを自覚しだし、「日本はメッチャ危険」から「放射能は届くが無害レベル」な報道にシフトしだし、また、視聴者のコメントも冷静に状況判断ができるようになったようで、タイムラインが荒れることが少なくなりました。

また、東北地方で実際に被災した、外国人の家族を通じて情報を伝え、無事被災地を脱出できたというお礼メールも届きました。

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■ 気をつけたこと
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* やっぱ英語で迅速な情報発信、必要
* Ustream は最強。Twitterよりも情報発信早い
* 冷静に行動することをお願いする
* 日本から逃げることは止めない
* 日本から出国するほどでもないと説得
* 自分は日本から逃げないことで責任を持つ
* 原発は今の状況で安全ではないので「危険」であることも正直に、かつ冷静に説明する
* 情報を多ソースから受け取ることを促す
* 冷静に判断することをお願いする
* 記者会見などの通訳を行ない「生」の情報を発信
* 日本人の代表じゃないけれども、日本人として救援の感謝と原発のお詫びを繰り返し行う

といった感じです。

ともかく、7日間、100時間近くの放送を続けてこれたのは、応援してくださる皆さんのおかげです。今、いろんな仕事をなげうってこの放送を続けています。関係者の皆様にはご迷惑をおかけしております。
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