11月11日の数字:オバマ大統領262万、勝間和代さん14万

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オバマ大統領のつぶやきは、確かにおもしろい。
人のつぶやきをフォローするのが、
ツイッターの面白さだけれど、これをビジネスに応用するには?

ツイッターネタの続き。フォロワー数である。「ツイッターでは、特定の人が発信する情報を常に得たいときに使う「フォロー」という機能がある(日経産業新聞2009年11月10日付3面)」。

これを使うと、自分がフォローしている人のつぶやきを見ることができる。それがどうした? というなかれ。フォロー機能こそは、ツイッターのコアとなる特徴だ。

なぜ、オバマ大統領には260万人ものフォロワーがいるのか。彼が何をつぶやくのかに興味を持つ人がたくさんいるからだ。彼のつぶやきは、それほど興味深いということでもある。

昔のつぶやきまで追っていって読んだわけではないけれど、とりあえずは大統領の心の動きみたいなものがダイレクトにわかるつぶやきではある。そりゃアメリカの人だったら、親近感もわくというものだろう。

もちろん親近感だけではなく、大統領のつぶやきの中には、これからのアメリカの方向性が示されることもあり、そうした情報を入手すれば企業経営を有利に運んだり、株の売買などでメリットを得られる可能性もあるはずだ。

だから、たくさんの人がフォローしている。

一方、日本では勝間和代さんのフォロワーが14万人いるらしい(前掲紙)。記事は別にフォロワーのランキングを表しているのではないようだが、とりあえず掲載されている日本人の中では勝間さんが一等。さすがだ。

とはいえ、一時勝間さんのフォローをしていたが、筆者にはそのつぶやきはほとんど意味がなかったので今はやめた。逆に今フォローしている人では『百式』管理人の田口元のフォロワーが15万人を超えている。もしかしたら、この人の方が勝間さんよりフォロワーの数は多いのかもしれない。

かと思えば、フォロワーを集めるためにいろいろ工夫を凝らしている人もいるようだ。やっている仕事によっては、フォロワーが増える方が有利になるケースもあると言うことなのだろう。

中にはおもしろいつぶやきをする人もいる。そういう人をフォローするのは確かに暇つぶしになるし、ちょっとしたヒントを得られたりしてラッキーと思うこともある。が、自分が人にフォローしてもらうために、考えてつぶやくのは、ちょっとどうかと思ったりもする。面倒というか、そんなことに時間をかけていられないというか。

とはいえ、これをメディアとした考えるなら、ビジネスに使える可能性は確かにある。もう少し、時間をかけて考える必要がありそうだ。