シュガー社員を見つけるツール

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シュガー社員でお悩みの人事部採用担当者殿に朗報です。


一昨年、田北百樹子さんが、「シュガー社員が会社を溶かす」で警鐘を鳴らされて以来、この「シュガー社員」という言葉は、そこそこ市民権を得たかのように思われましたが、喉元過ぎれば何とやらで、久々にこの単語を持ち出してみると、結構皆さん忘れていらっしゃる方が多いようです。

自分勝手で、わがまま、ナルシストで、周囲の人間を引きずり回して、会社をいきなり辞める。もしくは、落ち込んで、長期休業モードになる。

どうですか、思い出されました?

このシュガー社員とレッテルを貼られる子達、結構入社テスト成績が良かったり、面接時の受けが良かったりして、人事部採用担当者でもなかなか見抜けません。

勿論、この子達の性格傾向をきちんと測定できる検査ツールも、今まで存在していませんでした。
だから、後で採用担当、面接担当者が、配属先の上長から、「なぜ、あんなの採用したの?」と、クレームを言われてしまうわけです。

また、一見仕事の出来そうなこの子達を部下に持った方は、教育方法に悩むわけです。なんせ、言い訳が多い、かつ、うまい。

適する場所にうまくはめて上げられれば、そこそこ能力を発揮するのですが、守備範囲が狭いので、なかなかココと言う場所へのはめ込みができず、仕事を途中で放り出して周囲の人間に後始末を押し付けたり、お客様を怒らせて上長が謝りに行く羽目になったり、とんでもない事になる事が多いようです。

この子達は、実はパーソナリティー障害と呼ばれる性格傷害に近い傾向を示します。
完全に病気と言うわけではないのですが、仮面うつと同じように、潜在的にそういう特性を持っているようです。

「何とかならんか。」
そう言うお客様のご要望を得て、株式会社クリップオン・リレーションズという会社が、京都文教大学のパーソナリティー障害を研究されている先生の協力を得て作成したのが、MAPという性格特性診断ツールです。
MAPは、Multiview Assessment  for  Personality  の略です。

勿論、このツールで測定できるのは、パーソナリティ障害傾向と言うマイナス面だけではなく、BIG5という性格特性理論の中でも最先端のスタンダードな尺度と経済産業省が提唱する「社会人基礎力」をハイブリッドに統合し、33パターンのプラス面の特性も導き出しています。
 
マイナス面は、ストレスへの弱さの度合いと、パーソナリティ障害傾向の中でもビジネスシーンに大きな問題となる2特性(ナルシスト型、激情・巻き込み型)を測定し、さらに、その結果の確からしさを確かめ、その行動パターン特性を知るための、各懸念特性毎の面接時の推奨質問内容を提示しています。
事前にマイナス面が分かっており、それを上回るプラス面が見られたので採用したと言う事であれば、問題を引き起こした時の対応、教育方法等も見つけやすいでしょう。

そのテストに、どれだけ正確に取り組んだかと言うライ尺度も取り入れてますので、受験姿勢その物が問題であれば、間違った結果で判断を下す事も少なくなるでしょう。

ただ、この測定ツールは、病気の診断を下すものではなく、あくまで、性格傾向をチェックするためのものです。得られた結果は、即、病的な性格というわけではありません。

詳しい資料ご希望の方は、私にメッセージいただけrば、説明に伺います。

株式会社メンタル・コアは、株式会社クリップオン・リレーションズの代理店です。