機械イラスト日記vol.25

「機械イラスト日記vol.12」で、制作でおもに使用しているAdobe社の「Illustrator」について紹介しました。
先日、本屋でたまたま見かけた「Illustrator」関連の技術書を読んでみると、現在の最新バージョンは2007年に発売された「CS3」とのこと。普通に順番に数をふっていくと、バージョン「13」となります。

現在弊社で使用している「Illustrator」のバージョンは「8」。5世代前のものを使っていることになりますが、現在でも制作者の間ではまだまだ使われています。
とはいえ技術書をさらに読んでみると、その機能の進化ぶりは目を見張るものばかりです。
基本となる部分はほとんど変わっていませんが、時代の変化やニーズに柔軟に対応していった結果なのでしょうか、うまくユーザーをサポートしてくれる機能が備わっています。
その多彩な機能ですが、残念ながら弊社の基本となる部品展開図の制作に関しては登場しません。
ビー・ゼンでもいろいろなコンテンツのご依頼をいただくと、その制作のために各種アプリケーション新規投入やバージョンアップを重ねながら技術を習得してきました。
目的とするコンテンツをきちんと制作できるアプリケーションや環境を選定し、効率的に進められる手法を見極めたうえで、スケジュールや予算がはっきりしてくることが多いのも事実で、そういった背景で現在弊社が部品展開図で使用する「Illustrator」はこのバージョンで落ち着いていると言ってよいでしょう。
でも、これが今後もベストであるつもりありません。新しいコンテンツに出会うたびに、ビー・ゼン流の新しい取組みで接していくのだと思います。

さて、明日はいよいよBMBのオフ会です。弊社は「機械イラスト日記に見るBMBの有効活用とその効果」について少しお話する時間をいただいております。まさにこのブログの場をきっかけに、起こったこと考えたことをご報告できたらと思っています。(藤田)