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MDDの静穏化改造

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仕事のメインマシンは通称「MDD(Mirror Drive Doors)」と呼ばれるタイプのもので、G4のいわゆる「ポリタンク型」の筐体の最後のマシンになります.

もう、2世代ほど古いマシンですが、私の使い方では充分のスピードで(もう少しメモリーが欲しいけど)性能的には満足しています.

ただ、ファンの音がムチャクチャうるさいので困っていました.
ファンは大きく分けて、電源を冷やすファンとCPUを冷やすファンがついています.
元々G3という古い仕様のマシン向けに設計された筐体で、当時はCPUの発熱も少ないものでしたし、電源容量も今の半分程度でした.性能が上がって発熱も多くなったのに、同じ筐体に入れているので必然的にファンはうるさくなります.
だいたい、夏などはドライヤーを回しているぐらいの音で唸っています.

というわけで、
G4 MDD 静音化 いじりくまわした記録1
MDD静音化奮闘記!
G4/MDDけちけち静音化計画
Power Mac G4 MDD 静音化(冷却も)
など、先輩達の苦労を参考にしながら、ファンの交換、増設などをしてみました.

基本的にコンセプトとしては、「静穏化にも限度があるので大きな改造はせずにそこそこの所を狙う」という事にしました.とりあえず、メインのファンを静かな物に交換して、若干風量が下がるので、サブのファンをヒートシンクの後ろに追加しました.
途中、ファンの向きを間違えて取り付けたり、完成してもネジが余ったりとお約束の失敗をしながら、何とか完成.
温度管理ソフトで温度を見ていますが、サブのファンの影響か4度ほど前より温度が下がり、ドライヤーの様な唸る音も無くなりました.ただ、今回は電源のファンを交換しなかったので、相変わらずうるさいままです.また、低い音でどこかで共振を起こしているので、そのあたりが次回の課題です.

今年の夏もこいつでなんとか乗り切りたいものです.

久しぶりの本町界隈

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久しぶりに産創館へ.
相変わらず知った顔が多く挨拶大会.業界が狭いのか、自分のつきあいが狭いのか不思議な感覚です.
とはいえ、お互いの新しい動きで刺激も多く色々吸収できました.発信する側に廻らねば、、、.

折角本町にきたので、アルフレックスへ.質の高さと素材選びの微妙さに感心です.
これぐらいお金は掛けなくても、文化的に質の高い生活というのが定着してくれればデザイナーの仕事もラクなのですけど.

工場

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住宅都市整理公団の総裁大山さんが、工場ナイトという、工場好きな人による工場好きな人の為のイベントをされるそうです.
このイベントは工場萌えという本の出版記念イベントだそうですが、工場Tシャツも会場で売られるという加熱ぶり.
何事も突き詰めると、カタチになるものです.すごいなぁ.

餃子を作る

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久しぶりに日記系.

半日掛けて餃子を作りました.モチロン皮から.
ていうか、皮を作るのに半日かかりました.薄力粉と強力粉を混ぜてこねて寝かせてまたこねて.
さらに細かく分けて皮の状態に伸ばして、、、、.

何でもそうなのですが、知識で解っている事と手を動かす事は全然別で、手を動かす事によって解る事はたくさんあります.たかが餃子でも、です.

水餃子にしましたが、具を混ぜる際に味付けを忘れたので少し淡泊な味になりましたが、皮のモチモチ感がたまりませんでした.また作ろう!

デザインの構造

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ゆっくり仕込みをするはずが、プチ修羅場っています.
そんなはずでは、、、.

とかいいつつ、色々と情報を仕入れないといけないので、なるべく外に出るようにしています.
たまたま、地方の伝統産業の人と立ち話をしましたが、相変わらず伝統産業とデザイナーの構図は旧来のままのようで、
・伝統産業を使ったデザイナーのマスターベーション
・出来た「作品」は良いけど、売れない(売るスキームが無い)
・伝統産業側も、デザイナーに頼んだ時点で思考停止している
という話が多いようです.
直接お会いした事は無いですが、雑誌などでキチンと伝統産業と売るシカケをデザインをしていると紹介されている方も何人かおられます.
成功事例を残していかないといけませんよね.

リコメンドというデザイン

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百万遍に出た際は、少し南にある京大の生協の本屋に良く行きます.
ここは、町の本屋よりは品揃えが良く、雑誌などもたいていそろっています.(AXISもある)
当然専門書も多いわけですが、入荷している本のクオリティが高く、買う気が無く本屋に入ったのに買ってしまった本がいくつかあります.
推測ですが、京大の本屋さんなので当然授業で教師が推薦した本が入荷が多くなります.当然推薦する人はその道に長けた人で、その人が入門書として良いものを選んだのであれば質が高い本が選ばれてきます.そういったわけで、それぞれの専門に良い教科書がピックアップされて、最近の大型書店ほどではない在庫の本屋でも、クオリティの高い品揃えが出来るのでしょう.ちょっと郊外に出るとこの程度の規模の本屋はありますが、内容は全然違います.

話は変わりますが、最近ニンテンドーDSの「DS献立全集」を入手しました.これは献立をたてるのを支援してくれるソフトで、オレンジページの1000程のレシピが収録されています.
スゴイのは、冷蔵庫に残っている食材から作れるレシピを選んでくれたり、アレルギー等でダメな食材を外したレシピを選んだり、食材リストを携帯電話に転送したりと、一連の便利機能が(そこそこ)インターフェイス良く搭載されています.写真の多さや説明の詳しさは本のレシピ集にはかないませんが、デジタルである事を素直に考えて、使い勝手とのバランスを微妙な所でとった良い例です.

本にせよレシピにせよ、どちらも素材自体はありきたりのものですが、その提供の仕方を変える事によって受けとる側のベネフィットが全然変わってきます.
リコメンドもデザインの重要な要素なのですね.

けんちく世界をめぐる10の冒険

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昨年、東京で伊東豊雄展を見たときに買った一冊.
最近は本の廃刊が速いので、面白い本は見つけたときに買っておかないとスグ無くなってしまいます.
というわけで、この本は最近まで積んでありました.