Geeklogテーマエディタプラグイン [v1.0.3]

by mystral-kk [geeklog@mystral-kk.net]
2006年11月 7日

目次

概要

テーマエディタを使うと,オンラインでテンプレートファイル(*.thtml)とカスケィディングスタイルシートファイル(*.css)を編集できます。このプラグインを使えば,テンプレートファイルを変更する度にアップロードする必要はなくなります。

改訂履歴

日付バージョン説明
2006年11月 7日1.0.3[Fix] デフォルトの言語が日本語の場合に対応(Thanks, Kemal and Tsuchi)。
[New] テンプレートファイル名を大幅に追加(Thanks, Ivy)。
2006年11月 2日1.0.2[Fix] magic_quotes_gpcがオンの場合に対応(Thanks, samstone)。
2006年10月 1日1.0.0初期バージョン

謝辞

感謝します。

プラグインのインストール

以下の説明で,

を表しています。

  1. テーマエディタプラグインはテーブルを追加するので,管理者メニューの「DBのバックアップ」やphpMyAdminを使用して,事前にGeeklogのデータベースをバックアップしておきます。
  2. テーマエディタプラグインのアーカイブを<geeklog_dir>/pluginsディレクトリに展開します。themeditという名前のディレクトリができます。
  3. adminディレクトリを作ります。<admin>/plugins/ ディレクトリの下に themeditという名前のディレクトリを作ります。
  4. <geeklog_dir>/plugins/themedit/ ディレクトリに移動します。adminディレクトリの内容を,3.で作成した <admin>/plugins/themedit/ ディレクトリにコピーします。
  5. themeditディレクトリの config.php ファイルを編集し,データベースのテーブルのプレフィックスと編集対象テーマ,編集対象ファイルなどを設定します。デフォルトでは,Geeklogのテーブルのプレフィックスを使用し,themedit admin以外のアクセスを認めないようになっています。
  6. Rootユーザーとしてログインし,プラグインエディタからインストールを実行します。失敗した場合には,エラーログ(error.log)を調べます。この時点で,テーマエディタプラグインはインストールされ,機能しているはずです。テーマエディタアイコンをクリックすると,管理機能ページへジャンプするでしょう。
  7. セキュリティを設定します。インストール直後には,テーマエディタプラグインの管理権限(themedit admin)を持っているのは,Rootユーザーだけです。ユーザーエディタやグループエディタを使用して,管理権限を他の人やグループに委譲することができます
  8. [***** 注意1 *****] 編集するテーマが入っているディレクトリのパーミッションを757,編集するファイルのパーミッションを646に変更する必要があります。
  9. [***** 注意2 *****] <admin>/plugins/ ディレクトリ内の preview.html と preview.css のパーミッションを646に変更する必要があります。

注意: テーマエディタプラグインではかなりJavaScriptを使用しています。快適な操作性を得るには,JavaScriptをオンにすることを強くお勧めします。

プラグインのアンインストール

  1. プラグインエディタから,テーマエディタプラグインをアンインストールします。このとき,テーマエディタプラグインが使用していたテーブルは破棄され,その中に記録されていたデータも削除されます。
  2. インストールの過程で作成した 2つのディレクトリ(<geeklog-dir>/plugins/themedit/ と <admin>/plugins/themedit/ を削除します。
  3. [***** 注意 *****] インストール時に変更したディレクトリとファイルのパーミッションを元に戻します。たとえば,ディレクトリは755,ファイルは644に変更します。

プラグインの設定

プラグインのconfig.phpでが,次の値を設定できます:

変数名タイプ説明
$_THM_CONF['allowed_themes'] テーマ名の配列 このプラグインを使用して編集するテーマ名(大文字小文字を区別します)を設定します。デフォルト値は,'professional' です。
$_THM_CONF['allowed_files'] ファイル名の配列 このプラグインを使用して編集するファイル名(大文字小文字を区別します)を設定します。テンプレートファイル(*.thtml)とカスケィディングスタイルシートファイル(*.css)を指定できます。
$_THM_CONF['resync_database'] 'auto', 'manual', 'ignore'のどれか $_THM_CONF['allowed_themes']にテーマを,$_THM_CONF['allowed_files']にファイルを追加・削除する度に,テーマエディタプラグインは自動的に検出します。
  • 'auto' -- プラグインはデータベースに保存されているデータを更新します。
  • 'manual' -- プラグインは更新情報と,「データベースを更新」ボタンを表示します。
  • 'igonore' -- プラグインは変更を無視します。

プラグインのアップグレード

使用法

テーマエディタプラグインはとてもシンプルなので,ほとんど直感的に使えます。

  1. 編集したいテーマをドロップダウンリストから選択します。
  2. 編集したいファイルをドロップダウンリストから選択します。
  3. 使用可能なテンプレート変数の一覧が表示されます。
  4. テンプレート変数名が書かれたボタンをクリックすると,編集画面のキャレットの位置に対応するタグが挿入されます。
    注意: JavaScriptを有効にしないとこのボタンは使えません。
  5. 「プレビュー」ボタンをクリックすると,編集内容のプレビューが別のページで表示されます。
  6. 「保存」ボタンをクリックすると,編集内容がWeb上に保存されます。
  7. 「初期設定に戻す」ボタンをクリックすると,ファイルの内容はこのプラグインがインストールされた時点の内容に戻ります。

ライセンス

テーマエディタプラグインはGPLです。