投稿者: nozaki 2010/06/16 11:00
丸棒を引っ張ると、弾性領域内にても長さが伸び、径が細くなる。この伸びと径の減少率は物質によって決まっており、ポアソン比とよばれる。長さl、径dの材料が、長さが⊿l伸び、径が⊿dだけ細くなった場合、ポアソン比νは次式で求められます。
ν=(⊿d/d)/(⊿dl/ld)
材料に繰り返し曲げの力を加えたとき、所定の永久たわみ(0.075mmあるいは0.10mm)を生じる表面最大応力値のことをKb値とも言います。JISH3130(ばね用ペリリウム銅,チタン銅,りん青銅及び洋白の板及び条)において、繰返したわみ試験とモーメント式試験の2種類の方法が規定されています。
コメント (0件)