先日のNHK「クローズアップ現代」で
「におい」をビジネスに活用するという、
興味ある内容がありました。
例えば、においで企業ブランドイメージを作る。
電気自動車等を販売する会社の販売ブースで
四万十川のヒノキの香りをを流す。
この香りが、環境にやさしいイメージを作り出すそうで、
森の澄んだイメージが嗅いだ人の記憶にとどまるらしい。
また、食料品売り場で、カレールーの販促に
カレーのにおいを売り場に流すことで3割売り上げ増だそうです。
嗅覚は、ほかの感覚と違って、
直接心に訴えかける作用があるらしいです。
これからの販売・イメージ戦略に「においを活用する」ことはもとより、
職場等での生産性向上や精神的なケアが必要とする場面でも
さらに役に立つことになるでしょう。
またおもしろい例として、
塾での集中力を高めるにおいや、
カジノでの滞在時間を長くさせるにおいがあるそうです
(日本でもパチンコ店で一部採用されているとのこと)。
ただ、悲しいことに、
自然のにおいより人工的に作られたにおいが優先されて
ほんとうのにおいをどんどん忘れていくのではと心配しています。
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