投稿者: murakamiM 2010/01/19 22:00
こちらのネイルサロンでは、ネイル業界市販品の「アートボックス」を使われていました。
しかし、価格の割にボックスそのものが品粗で、施術を行う時に溶剤が着くと汚れたり紙が剥げたりするため、短期間で買い換えなければならないようでした。
そこで弊社へご相談をいただき、「しっかりと丈夫で、お洒落なアートボックス」の製作依頼をいただきました。
そこで貼箱本体は、1.5mm厚のボール紙を使い、しっかりと強度を持たせました。
通常の貼箱との大きな違いは、ご覧のように「フタ」の天面が大きく開いていることです。
そのため「大きな窓」のあるフタ生地は、トムソン抜きをして四隅をテープ止め。小ロットの製作のため、フタの包み紙はそのまま貼り、「窓」部分は一個ずつカッターナイフで切り取っていきました。
「窓」内側の四隅も、カッターナイフですべて切り込み、内側へ巻き込むように折り込んでいます。
紙は、パール系の「きらびき」を貼っています。
結構厚めのボール紙を使うことで、貼箱全体がとてもしっかりしたものになり、パール系の紙がお洒落な感じを漂わせています。
お店のスタッフの方にお聞きしたところ、「溶剤が箱についても汚れや紙が剥げにくく、持ったときの感じがとってもいい。手に馴染みやすく、さわり心 地がいいです。箱が丈夫なので、今までのようにすぐ使い捨てにならず、ギフトボックスのような高級感があり、お客様にも褒めて頂いています。」との感想を いただきました。
「女度アップ」に磨きをかけるネイルアートの現場でも、「貼箱」がお役に立てることに嬉しさを感じます。コメント (0件)